祝! 開設十二周年じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
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5月5日は、響灘グリーンパークへ。写真は、ウォンバットとカンガルー。どちらも気持ちよさそうに寝ていた。カンガルーのほうは敷地が広いにもかかわらず、何カ所かにまとまって所狭しというように折り重なって寝ている個体が多かった。 |
【思ったこと】 _80505(火)[日記]じぶん更新日記、執筆開始12周年(1) 5月6日をもって、このWeb日記は執筆開始12周年を迎える。12というのは10進数社会ではあまり多くの意味を持たない。しいて言えば十二支の一回りに相当するし、また小学校1年から高校3年までほぼ毎日日記を執筆したと言うことと同じ意味である。 毎年、5月上旬には、「執筆開始○○周年」という話題を取り上げているが(昨年は2008年5月8日、一昨年は2007年5月6日以降に関連記事あり)、こういう話題を取り上げること自体がマンネリ化しており、新たに書き加えるべき内容はそれほどない。 長期間Web日記を書いていることについて、「なぜWeb日記を書いているのですか?」とか「Web日記を書く目的は何ですか?」といった質問を受けることもあるが、少なくとも私にとってこれらはあまり意味の無い問いかけにすぎない。 どのような種類の行動についても言えることだが、行動が長続きするというのは、その行動が何らかの好子(強化子)によって強化されているからに他ならない。長続きの原因を探るということは、その行動がどのような好子によって強化されているのかを列挙することと同一であり、それ以上でもそれ以下でもない。 いっぽう、その行動を止めてしまうことがあるとすれば、それは
以上をWeb日記執筆行動に当てはめるならば、Web日記執筆に目的があるかどうかということと、その行動が長続きするかどうかは別問題である。特段の目的が無くても、執筆行動が強化されている限りはその行動は持続するであろう。また、後でも述べるが、長期間執筆していると、そのこと自体が新たな好子(強化子)を創り出すこともあるし、標榜上の「執筆の目的」自体が変節していくことさえありうる。 いっぽう、上記の1.〜4.に対応させてWeb日記の執筆を中止する場合の原因を例示すると、
Web日記執筆という行動の一般的な持続要因、中止要因は以上の通りであるが、ほんの短期間「書いてみる」という段階と、何年にもわたって「書き続ける」という段階では、それをささえる強化の構造や中身にも変化が現れてくるように思う。 まず、執筆の時間を日課に組み込むことで、日常生活全体が規則的になり、執筆とは全く別の行動も規則的に維持できるようになる。但し、このメリットは、「書きたいことが浮かんだ時だけ、書く」というタイプのWeb日記者にはあてはまらない。 第二に、その時は些細であると思っていたことでも、何年か経って過去の出来事を思いだそうとする場合には重要な手がかりになることがある。物忘れがますますひどくなってきた私自身の場合、このメリットは非常に大きい。 以上に限らず、「書き続ける」という行動はそれ自体新たな好子(強化子)を生み出す。それらが複合的、長期的に影響を及ぼしあって、長期間にわたり行動を持続させていると考えることができる。 |