じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
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サンフランシスコからの帰路、日付変更線付近を通過した時の様子。雲ばかりで何も見えなかったが、晴れていても海上に線が引かれているわけではない。なお、赤道を通過した時の上空からの写真が2007年7月7日の日記にある。 なお、帰路の飛行機は、アリューシャン列島よりかなり南の航路を辿った。飛行距離は8463km。飛行時間は、おおむね10時間半であった。日付変更線は、航路のほぼ中間点に位置していた。 |
【思ったこと】 _90911(金)機上で観た映画 成田とサンフランシスコを結ぶ航路は、離陸直後と着陸直前を除いて、ひたすら海の上を通るため、機上からの眺めを楽しむことができない。そんなこともあって、眠くない時には、座席の液晶ディスプレイで、オンデマンドの映画を観て過ごした。以下、備忘録代わりに、観た映画のリストを記しておく。
以下、一部、ネタバレありご注意。 往路で最も印象に残ったのは、やはり、スター・トレック(2009年の映画)である。ストーリーの展開自体にはそれほどの面白みは無かったが、若き日のカーク、スポック、マッコイ、ウフーラ(ウラ)、スールー(ミスター加藤)、チェコフ、スコットなどの活躍ぶりが、かつてのテレビドラマを思い出させてくれて、たいへん懐かしかった。特に、未来から来た老年期のスポックとの対面は、「元祖スポック」のレナード・ニモイ氏ご自身が演じていて感動的であった。また、若き日のクリストファー・パイク大佐の活躍は、テレビドラマの『タロス星の幻怪人』を思い出させた。もっとも、テレビドラマを知らない世代にとっては、懐かしさの付加価値が無い分、ごく平凡なSFアクション映画として受け止められてしまうかもしれない。 なお、ウィキペディアの当該項目にも記されているように、これまでの映像作品で語られていた正史とは、いくつか設定上の矛盾点が見受けられる。 往路に観たもう1つの作品、「剣岳・点の記」は、私自身にとっては全く知らない映画でありなぜだろうと思っていたが、ネットで検索したところ、2009年6月20日に公開されたばかりであることがわかり納得。ちなみに私自身は剱岳には登ったことがなく、体力・技術両面において今後もチャレンジする予定は少ない。もっとも、最近ではNHKで「週刊 日本の名峰」という番組が放送されており、高画質の地デジ画面で、居ながらにして登山気分を味わうことができる。国内の難易度の高い山は、この番組を視て「バーチャル登山」を楽しむことにしようと思っている。 復路には、名作、「つみきのいえ」を初めて観ることができた。かなり歳をとってきた私自身の人生とも重なる部分があり感動的であった。 もう1つ、ビッグは、相当昔にどこかで観た記憶があるが、ストーリーはすっかり忘れていた。但し、願いを叶える不思議な機械「ゾルダー」は鮮明に覚えていた。余談だが、ウィキペディアの当該項目によれば、この映画は日本では1998年からフジテレビ主催で『big 〜夢はかなう〜』というタイトルで上演されたそうである。このときの1998年ヒロインは、いま話題の某女優であったという。 |