じぶん更新日記

1997年5月6日開設
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2009年版・岡山大学構内の紅葉(21)半田山のイエローバンド

 毎年この時期に半田山中腹に現れるイエローバンド(黄葉樹林の帯)。11月30日に文法経グラウンドから撮影。昨年の写真は2008年11月26日の日記にあり。なお、昨年は図書館4階の窓から撮影したが、今年になってから「資料が雨風で吹き飛ばされる」という理由で「開閉禁止」の貼り紙が窓ガラスに貼られていた。開けっ放しにする人への注意書きなのか、私宛へのメッセージなのかは不明だが、とにかく、図書館4階からの撮影ができなくなってしまってまことに残念。



12月2日(水)

【ちょっと思ったこと】

元日と満月が重なる確率

 昨日の日記に述べたように、12月2日は今年最後の満月、次の満月はちょうど2010年の1月1日04時13分なので、日本や東アジア一帯では元日と満月が重なることになる。明るい満月の下で初詣に出かける方も多いのではないかと思う。

 このことでふと思ったが、元日と満月が重なるのは何年に一度の出来事なのだろうか。単純に考えると、朔望月は平均して29.530589日。元日と月齢との間に何の規則性も無いとすると元日が満月になる確率は1/30なので、29.53年に一度はそういう機会が訪れると考えることができる。但し、だからといって、29.5年ごとに周期的に満月となるわけではない。

 朔望月と1年間365.2422日とのズレはほぼ11日であるので、来年の元日の月齢が16であるとすると、2011年は11を加えて27、さらに8(27+11-30)、19、30、11、22、3、14、...となっていく。もっとも、これは誤差があるので、単純な整数の計算だけでは正確な予報ができない。

 ネットを検索したところ、こちらにより正確な計算サイトがある。これによれば、今後10年先までの元日の月齢は、
  • 2010年:15.6(満月)
  • 2011年:26.4
  • 2012年:7.4
  • 2013年:18.8
  • 2014年:29.1(新月)
  • 2015年:10.1
  • 2016年:20.7
  • 2017年:2.8
  • 2018年:13.9
  • 2019年:24.8
となっている(上記の月齢は当日の正午の瞬間)。これらの計算を続けたところ、2010年の次に元日と満月が重なるのは2029年であることが判明した。2029年と言えば私は77歳の喜寿を迎える年である。ま、元日と満月が重なったからと言って特段めでたいことはないが、長生きをしたいものである。