じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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2010年版・岡山大学構内でお花見(25)桜の花びらに包まれるヴィーナス像

 大学構内のソメイヨシノは早くも散り初めとなってきた。写真は4月6日の日記にも掲載した、おなじみの一般教育構内の「ヴィーナス像」。水面にも桜の花びらがたくさん浮かんでいる。多少気になるのは、像に向かって右奥のカゴに芝コンの残りと思われるゴミがたくさん詰め込まれていること。


4月9日(金)



【小さな話題】

奉職20年にして初めて、授業の時間を間違える

 本年度の授業が金曜日から始まった、新年度最初の授業で、開始時刻と終了時刻を間違えてしまった。原因は、 これまで10分間だった休み時間が新年度から15分間に延長され、こちらの表にあるように、2時限目以降の開始時刻が遅くなったことになる。この日は4限目の授業を担当したが、これまでの開始時刻は14時20分、終了時刻は15時50分であってこの通りに行った。ところが、本当は、14時30分から16時に変更されていたのであった。岡大に赴任して21年目となるが、長年慣れてきた時間割に生活リズムがすっかり合ってしまっており、よほど気をつけないと、今後もミスが起こりそう。




5月からの高速道路事情

 各種報道によれば、前原誠司国土交通相は9日、高速道路の新しい料金制度を発表した。上限料金は曜日や時間帯に関係なく普通車が2000円、軽自動車が1000円。但し、本四道路の上限は他の高速道路より1000円高い3000円に設定されるという。

 我が家の場合、これによってどういうメリット、デメリットが生じるであろうか。

 まず、歓迎する点としては、曜日にかかわらず2000円となることが挙げられる。土日だけの旅行であれば今までより1回あたり1000円の値上げとなるが、私としては、1000円の差よりも、平日にのんびりと旅行できることのほうがありがたい。各地の観光地でも、これまでは土曜日宿泊で翌日には戻ってしまうという短期滞在者が多かったのに対して、今後は、平日を移動日としてゆったりと宿泊するお客も増えていくのではないだろうか。またこれで平日、複数のETCカードを利用して100kmごとにICを出入りして通勤割引の適用を受けるとか、通勤割引の時間帯にかかるように走行するといった姑息な節約手段に頼る必要もなくなった。

 一方、デメリットとなるのは、本四道路が3000円と割高になることだ。「競合するフェリーへの配慮」が主たる理由だというが、なんでそんなことで私企業の利益を優先しなければならないのかよく分からない。もともと、宇高航路などのフェリーは、瀬戸大橋が作られれば赤字になることはわかりきっていたはず。どうしてもフェリーを守れというならば、本四架橋建設に反対すればよかったのだ。宇高航路が廃止になれば、玉野や高松の近くに住む人々にとっては不便になるとは思うが、それはあくまで地元の勝手な都合。どうしても必要というならば、もっと小型の船(例えば、豊島や本島を往復しているような小型の船)で、人だけを乗せて往復すればよい。フェリーを利用することが地球温暖化防止の決め手となるならともかく、実際、フェリーのほうが環境に優しいとは必ずしも言えないように思える。

 四国方面の高速道路料金が値上げされるとなると、少なくとも我が家では、四国よりは山陰方面への旅行が増えることにならざるを得ない。本四が1000円であるなら、ちょっくら日帰りで讃岐うどんを食べに行こうという気にもなるが、3000円ではちょっとどうかなあ(しかも本四橋以外の高速料金も必要になってくるし)と思う人は少なくないのではなかろうか。