じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
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2010年版・岡山大学構内でお花見(47)コデマリと時計台。 5月中旬になるとしだいに、白い花が目立つようになる。写真は時計台前のコデマリ。 |
【思ったこと】 _a0513(木)[心理]お笑い番組が嫌いなわたし/人はなぜ笑うのか? 私にとって未だによく分からない行動の1つとして「笑う」という行動がある。くすぐって笑うのは間違いなくレスポンデント行動であろうが、それだけが笑いではない。ウィキペディアの当該項目から興味深い点をいくつか引用してみる。
最近、ますます「笑い」に関心を持つようになった1つの理由は、妻とのチャンネル争いにある。妻は、結婚以前からお笑い芸人の出る番組を好んでおり、今でもこちらやこちらの番組にチャンネルを合わせることが多い。いっぽう私はそういう番組が大嫌いで、妻が視ていると、「くだらないっ」、「意味なしっ」、「こういう番組を視て自分がどのように成長したのか、800字程度で報告してみろっ」などと文句を連発して、じぶんの部屋に籠もってしまう。妻の実家でも同様である。 お笑い番組が嫌いというのは、別段、登場人物個人が嫌いというわけではない。私は「笑っていいとも!」は決して視ないが、タモリさんが主演(すでに終了)のブラタモリは、ほぼ毎回、録画、ダビングしている。お笑いコンビが登場する爆笑問題のニッポンの教養も同様である。 もちろん、この私でも、毎日しかめ面をして暮らしているわけではない。面白いことがあれば声を出して笑う。私が好まないのはたぶん、「笑わせようとする、わざとらしさ」にあるのではないかと思っている。それもまだ古典落語や狂言のように周到に用意された「芸」であれば好むほうである。いっぽう、観客のご機嫌をとろうとするようなお笑いは、全く好まない。子どもの頃からわざとらしく褒められると逆にひねくれてしまうことの多い私であったが、今でも、意図的に褒められたりお世辞を言われるとムカッとしてしまう。それと同じ気持ちではないかと思う。とにかく私の場合、笑わせようとするようなお笑いは嫌いである。あくまで、自然な文脈の中で生じるものでなければ、くだらないと思うか、腹が立つばかりである。 ※2002年5月18日の日記で「人はなぜ笑うのか」という話題を取り上げたことがある。これを機会に、リンク切れになっている部分を訂正しておこう。 ※Googleで「"人はなぜ笑うのか"」を検索すると、12万4000件がヒットした。そういえば、昨年、10月には というシンポジウムが開催されており、そのあと11月にもこちらにあるような「グローバルCOE 共催シンポジウム「人はなぜ笑うのか?/日本理論心理学会第55 回大会公開シンポジウム」が開催されていたことを思い出した。その後、どういう成果が得られたのだろうか。 |