じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
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超大型で非常に強い台風6号接近 気象庁の台風情報によれば、「超大型」で「非常に強い」台風6号(アジア名、マーゴン (MA-ON) : 山の名前(馬の鞍) [命名者・香港] )が日本に接近している。 平成23年07月17日06時40分発表の06時現在の実況は以下の通り。
余談だが、この台風6号の南側に台風7号が発生していたが、最低気圧は1000hPaと弱く、わずか21時間で消滅した。この台風7号のアジア名は、日本語のトカゲであった。トカゲというアジア名で思い出すのは、2004年台風23号であり、こちらは今回の台風6号マーゴンに匹敵する巨大台風であった。舞鶴市(由良川)で発生した観光バス水没事故、豊岡市(円山川)で発生した大洪水のほか、岡山大学構内でも倒木などの被害が発生した。こちらにその時の写真あり。今回の台風6号マーゴンとは、季節が違うので台風の性質も異なるとは思うが、今回はそれを上回る警戒が必要であろう。 |
【思ったこと】 _b0716(土)川口淳一郎 高い塔から水平線を見渡せ!(5)ライバルを取り込んでパートナーにする 昨日の日記の続き。 放送第三回目: ●第3回 技術革新をプロデュースする の後半では、ライバル関係にある(といっても、比較にならないほど巨大な)NASAとの関係について、 ●ライバルを取り込んでパートナーにせよ という興味深い話があった。国際共同と言えば美しい言葉ではあるが、現実には至る所で、技術の盗用、流出が起こりうる。かといって完全な自主独立に競い合うことが生産的であるとは限らない。さまざまな駆け引きにより、優位性、主体性を確保するやり方を興味深く拝聴できた。 こういう話は宇宙開発以外のところでもしばしば聞く。16日の朝にテレビの電源を入れたところ、たまたま、 ●NHKニュース深読み「特許倍増計画 中国の戦略 という話題の中で、高速巨大肉まん包み機(あくまでフィクション)という例が出されていたが、確かに、日本の技術が「独自改良」によって外国の特許申請対象にされてしまう恐れはいろいろとあるだろう。もちろん、国際的なルールや、技術供与の契約はきっちり守る必要があるとは思うが、こういう問題は、結局は、ライバル、もしくはライバルとなりうる相手をパートナーに取り込めなかったという点では失策であって、相手を責めていても何の進展も見られない。目先の利益ではなくて、10年、20年先まで見越して、相手方のニーズをきっちり把握し、どういう技術は真似されてもかまわないのか、どういう技術は流出されないように秘伝としておくのか(←その分、輸出はできなくなるが)を踏まえて開発を進めるべきであろう。 次回に続く。 |