じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 いったん空にした旧・研究室内にパソコン一式と電話を再設置させられて、渋い顔をしている私。

9月6日(火)

【思ったこと】
_b0906(火)ゼロから出発して気づく必要物品

 研究室の一時移転が、移転先の都合で急遽9月22日に延期されたため、やむなく、空にした旧・研究室内に、パソコン一式と電話を再設置して、最低限の仕事ができる環境を整備した。書籍・書類はすべて箱詰めして積んでしまったため、この先2週間余りは、電子ファイルのみで仕事をすることになった。

 もっとも私は、閲覧が必要な論文の大半は、電子ジャーナルからダウンロードしてPDFエディタで読んでおり、また、全学委員会等の諸資料も最近はすべてPDFやワード、エクセルなどの文書ファイルで添付されてくるため、上掲の写真のような環境を整備すれば、殆ど支障無く、教育・研究活動を遂行することができる。書類の山に囲まれているよりは、むしろ気分がすっきりするほどである。

 さて、実際に仕事を始めてみると、ふだんは特に気にもとめずに使っていたが実は必要不可欠、という物品がいろいろと出てきた。

 まずは、ぞうきんである。旧・研究室内を空にした時のホコリがたまっていたため拭き取る必要があった。また少々ホコリを吸い込んでしまったのでうがいをしようと思ったら、コップが無い。

 次にゴミ箱。普段は、空き段ボール箱2箱を、可燃ゴミ用と、要シュレッダー用に使っていたのだが、とにかく部屋を空にしたので、段ボール箱1つ残っていなかった。

 しばらくすると事務方からの電話があり押印をする必要が出てきたが、印鑑も箱詰めしてあってすぐには出てこなかった。

 昼食後にコーヒーを飲もうと思ったが、コーヒー豆やクリームのほか、コーヒーメーカー一式も箱詰めしていたためすぐには出せず。また、普段は、入れ終わったあとのコーヒーのかすとペーパーフィルターは、レジ袋に捨てて、数日単位で捨てていたのだが、室内には当然1枚もレジ袋が無い。

 というように、ふだんは特に気にもとめずに使っていたモノの有難みが分かってきた。この体験が活かし、9月22日のホンモノ移転の際は、改めて必要物品を探さなくても済むようにしておきたい。

 その一方、箱詰めした物品の中には、半年たっても1年経ってもおそらく開封の必要の無さそうなものも多数残っている。移転が延期されて時間的余裕ができたこともあるので、このさい、積み上げた箱を1日4箱程度ずつ開封して、不要品の廃棄につとめたいと思っている。