じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
§§ | 岡山では2月8日の18時台から氷点下の寒さとなり、2月9日朝06時現在の気温はマイナス2.4℃となっている。写真は、全面凍結した水たまりと月齢16.6の月。月夜の氷原をイメージさせる。
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【思ったこと】 _c0209(木)QOL評価・向上のための複合的多項随伴性アプローチ(9)長期的分析(5)人生のカタチを描く(5)「定年退職」や「人生の転機」を描く 昨日の日記で 現時点では、あえてBラインを設定することにはそれなりの意味があるとの考えを捨て切れていない。Bラインは、義務的な活動エリア(「しなければならないこと」)と任意の選択が可能な能動的活動エリア(「したいからすること」)の境界を示すものとして設定することが最も適切ではないかという考えが固まりつつある。と述べたばかりであるが、その後、思案をめぐらした結果、Aライン、Bラインで二分するだけが唯一ではない、もう少し多様に区分したほうが「人生のカタチ」を捉えられやすくなるのではないかという考えに至った。 左上は、サラリーマンが65歳で定年を迎えるサラリーマンについての仮想の図(クリックで拡大)である。黄色のエリアは職場での活動であり、退職した瞬間に行動機会は完全に失われる。いっぽう、黄緑色のエリアは、職場以外での活動可能エリアである。この境界線をまたいで活動を継続することは困難であるが、現役時代の経験を活かして新たなビジネスを始めるということであれば、一定の繋がりが描ける。(図中の活動Xから活動Yへの継承がこれを示す。) いっぽう、左の図は40歳を過ぎたあたりで、何らかの転機が訪れた場合の仮想の事例(クリックで拡大)である。病気や怪我や災害でそれまでの活動を継続できなくなった場合、会社が倒産したり、リストラにあった場合、離婚した場合など、いろいろなケースが考えられる。この場合も、従来からの活動は継続困難であり、そこから先には新たな活動が埋め込まれることになる。 次回に続く。 |