じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
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2012年版・岡山大学構内でお花見(13)水面に浮かぶ桜の花びら
大学構内のソメイヨシノの落花が盛んとなり、座主川(写真左)や一般教育棟・ヴィーナス像の池(写真右)では、たくさんの花びらが水面に浮かんでいた。なお、花びらの絨毯は4月11日の日記にあり。 ※岡山大学構内の花だよりのアルバム(追記更新型)をLife-Xに公開中です。随時追加していきますので、時たま覗いていただければ光栄です。 |
【思ったこと】 _c0414(土)クローズアップ現代「自分の人生、どこまで記録?〜広がる“ライフログ”〜」 4月9日(月)に放送された、 NHKクローズアップ現代:自分の人生、どこまで記録?〜広がる“ライフログ”〜 を録画・再生で視た(番組の一部9分20秒は、上掲の記録サイトから無料で視聴できる)。 番組の始めのほうでは、日常生活のあらゆる出来事を記録する人たちが紹介されていた。その内容は、
番組の中で若干気になったのは、上掲6番目の美崎さんが「遠い過去の出来事がまるで現在のことのように思える」という不思議な感覚に襲われるようになったという体験である。過去の映像を何度も閲覧しているうちに、(いつも見ているので)懐かしさが消失し、分析的に見るようになったというお話であった。やはり過去のことはどこかにしまっておいてごく稀に思い出して懐かしむほうがよいのではないか、過去をいつも見ているうちに過去が過去では無くなり、結果的に今だけを生きる薄っぺらい人生になってしまいはしないかという気もした。 ということで、私にはあまり興味が持てない、別の世界の人がやっているゲームのようなものかと思ったが、じつは、私は、かなりの点で、すでにライフログ実践者と同じような行動をしていることにふと気づいた。 まずは、このWeb日記であるが、1997年5月から執筆を開始しているのでまもなく15周年を迎えるということになる。ま、私の場合は、日常生活の記録は殆ど書かないし、最近では世間一般の出来事にもあまり興味が無くなって、学会・研究会参加の感想・メモばかりを連載しているが、それでも、駆け出しのライフログ実践者に比べれば、私のほうが丸15年でかなりの記録を残しているはずである。 第二に、私は、外出する時はいつも胸のポケットにコンパクトデジカメを入れており、ちょっといいなあと思うとパチパチを写真を撮っている。ここ3ヶ月の撮影枚数を調べてみたところ、
第三に、上掲の美崎さんという方が取り組んでおられたのと同様、私も、スキャナ活用者であり、定年退職までには、残しておきたい書籍、論文、各種書類などはすべてPDFファイル化し、定年退職後に暮らす自室には、一冊の書籍も書類も置かず、すべてモバイルハードディスクや各種記憶媒体のみにしてしまおうという計画を立て一部を実践中である。もっともこれは、自室をシンプルにしたい、本の山に埋もれて暮らすのはまっぴらだという、保管方法についてのポリシーによるものであって、ライフログのことは念頭に置いていない。 第四にこれはそろそろ止めなければと思っているのだが、ちょっとでもタメになったと思う番組は、DVD-R等にダビングしていることである。1日平均2時間分くらいはダビングしているのでDVDの枚数はますますふくれあがる。保管してあるすべてのDVDを再生しようと思ったら、1日24時間回しっぱなしにしても20年はかかるのではないかと思う。そんなにとっておいてもしようが無いとは思いつつ、削除するとあとで思い出そうとしても思い出せないのは困るというジレンマを抱えている。 もう1つ、ウィキペディアの当該項目を閲覧したところ、主なライフログサービスの筆頭には、なっなんと、Life-X (ライフ・エックス)が挙げられていたが、Life-Xだったら、私はすでに利用しており、4月14日の時点で、なんと、63種類のアルバム、合計613.7MBの写真を登録している。Life-Xが主なライフログサービスであるというなら、私などはすでにヘビーユーザーの仲間入りをしているのであった。 ま、そうは言ってみても、私は、枯葉で作る人生のカタチの実践者であって、一貫した人生、自己という考えには否定的である。過去に関わるヒマがあったら、現在を一生懸命生きることにエネルギーを注ぎたいと思ってる。 |