じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 農学部農場のジャガイモが収穫された。ここに写っているのはアンデスという品種であり、収穫前に花をつけた時には一面のお花畑になることを期待していたが、結局まばらに咲いたままで終わってしまった。

 過去のジャガイモの花の写真が以下にあり。



2013年06月5日(水)

【思ったこと】
130605(水)世界禁煙週間(1)非喫煙を採用条件に盛り込む企業

 各種報道によれば、5月31日は世界禁煙デー、5月31日(金)から6月6日(木)は世界禁煙週間に指定されているそうである。こちらの情報によれば、
世界禁煙デーとは?
WHO(世界保健機関)参加各国により定められた「21世紀たばこのない社会を目指す」世界行動日です!

禁煙週間とは?
厚生労働省で、世界禁煙デーからの1週間を「禁煙週間」定め、テーマに沿って禁煙の普及啓発を積極的に行っていくこととしています。
とのことである。このWeb日記でもその趣旨に賛同し、禁煙に関する話題をいくつか取り上げていこうと思う。

 さて、世界禁煙デーであった5月31日、NHKのローカル放送でも禁煙関連の話題を取り上げていた。

 それによれば、岡山県の喫煙率は、
  • 平成11年:男性51.0%、女性8.2%
  • 平成16年:男性42.8%、女性6.1%
  • 平成23年:男性30.5%、女性6.4%
というように推移しており【出典:県民健康調査】、平成23年には、女性の喫煙率が平成16年より0.3%ほど増えているのが気になる一方、男性喫煙者は、平成11年当時の51.0%から30.5%に激減し、もはや喫煙者は少数派と化したことがわかる。

 そんななか、岡山に本社があるザグザグでは、すべてのスタッフに勤務時間外を含めた禁煙を徹底、これを破ると昇進や賞与でペナルティーを課す、さらに、新規採用段階で、喫煙者からの応募はご遠慮いただくと明記している企業も増えつつあるという話題が取り上げられていた。さっそく、ネットで検索したとこと、ザグザグの禁煙宣言というところに、
平成25年1月以降の新卒採用、中途採用において、喫煙されている方からの応募はご遠慮いただきます。

【略】
これからザグザグへ入社を希望する方で、喫煙されている方はザグザグへの入社を機会にぜひ禁煙に踏み切ってください。

この弊社の考え方に賛同いただける方のみ、新卒・中途採用にご応募ください。
みなさまのご応募をお待ちしております。
とちゃんと記されていることがわかった。

 喫煙者の応募をご遠慮いただくということで応募者が減ると思いきや、むしろ、その趣旨に賛同した人たちからの応募が増えているというようなエピソードも伝えられた。

 採用条件に非喫煙を明記する企業は接客業を中心に増えているという。いずれ岡山大学においても、教職員の採用人事や昇給・賞与などに、非喫煙条項が盛り込まれることになるものと期待される。

 愛煙者の中には、これまで、さんざん副流煙で周囲に迷惑をかけ、吸い殻を平気でポイ捨てしてきたことを棚に上げて、喫煙者の権利や、嗜好の多様性を主張する方がおられるが、そのような自分勝手で時代遅れな屁理屈はもはや通用しない。まず、大学内で喫煙することは、その人自身ばかりでなく、周囲の人たちに多大な迷惑を及ぼす。教員が自分の研究室で吸うだけならエエじゃないかという人もいるが、研究室には学生も相談にくる。その時だけ喫煙を止めたとしても室内の空気に漂う煙や、壁などに染みついた不快なタバコの臭いを消し去ることはできない。また、特定指定箇所以外の禁煙(現行)、あるいは敷地内全面禁煙(2013年4月以降)となれば、喫煙のために席を離れる人が出てくると思うが、その分は仕事を中断しているわけだから当然、減給対象となってもやむなしであろう。

 次回に続く。