じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 7月6日の岡山は最低気温が25.4℃までしか下がらず、熱帯夜となった。また前日は午後8時の気温が30.0℃であり、寝る前に水風呂に入るという習慣を1年ぶりに再開した。

 写真は、自然科学研究科棟西側に通じるレトロな門。梅雨明けを思わせる朝日が木々に射し込んでいた。なお、この門は車の出入りが禁止となっており、岡大・東西通りの歩道との境界には鎖が張られている。しかし、その鎖はいつも外されていて、その西隣の民有地の家の人たちが数台の車を駐車している。土地の権利関係がどうなっているのか、あそこに駐車されている車の車庫登録はちゃんとできているのか、岡大七不思議の1つに数えてもよさそうな謎である。


2013年07月5日(金)

【思ったこと】
130705(金)岡大敷地内喫煙ゼロをめざす安全衛生委員活動その後(8)学生から寄せられた質問に答える(7)「モラル向上」に代わる方策(3)屋外の灰皿をなぜ増やさないのか?

 昨日の日記で、ゴミのポイ捨て対策の1つとしてゴミ箱を増やす方策があると述べた。このことから、「屋外に灰皿を多数設置すれば、吸い殻のポイ捨ては無くなる」という理屈も成り立つように思われる。じっさい、敷地内に10mおきに灰皿を設置しておけば、いくらなんでも、それを無視して、吸い殻を路上にポイ捨てするような不心得者は無くなるはずであろう(→但し、自転車やバイク運転中のくわえタバコ常習者や、自動車運転中のくわえタバコ常習者の中には、走行中、所構わず吸い殻を投げ捨てる極悪人もあり、そういう輩のポイ捨てまでを防止することはできない)。このほか、敷地の入口で無料のポケット灰皿を配布し、副流煙の被害が起こらないようなひっそりとした場所で吸ってくださいと誘導することも、ポイ捨て根絶の有効策にはなりうる。

 しかし、実は、これらは敷地内禁煙の趣旨に反する「対策」と言わざるを得ない。確かに、上記のようなやり方をすれば、路上のポイ捨ては皆無になるかもしれない。しかし、灰皿をたくさん設置したりポケット灰皿を無料で配るなどというのは、要するに、どしどしタバコを吸ってください、と喫煙を推奨しているようなものである。これでは、従来からの喫煙者は相変わらず吸い続けるし、新入生の喫煙習慣を増やすことにもなりかねない。やはり、敷地内では、喫煙行為ができるだけ不便になるように喫煙場所を減らし、かつ、来年4月からは、勤務中・登校中の時間帯は喫煙を我慢せざるをえないという強い制約を課すということが、喫煙者を減らす有効な方策である。であるからして、しばらくの期間は、吸い殻ポイ捨てが目に付いたとしても、「ポイ捨てと喫煙を切り離して別々に対処する」というような分離策は安易にとらないほうがよいかと思う。

 敷地内全面禁煙が施行され、敷地内での違反喫煙行為に対して、厳しい叱責・非難が浴びせられるようになれば、これを機会に喫煙を止めようという人も出てくるはずだ。喫煙者の数や喫煙本数が減れば、それに比例して、ポイ捨て吸い殻の数も自動的に減る。なので、ポイ捨て防止のための独立した対策は取る必要が無いということになる。


 次回に続く。