じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
農学部の駐車場が先日竣工したばかりなのに工事が続いていて妙だなあと思っていたところ、どうやら、道路幅を広げて、西端のヤギ牧場から一般教育棟構内の講義棟前までを同じ幅の大通りに造り替えているらしいことが分かってきた。写真や西端から、本部棟、一般教育棟方面(=東方向)を見渡したところ。 |
【思ったこと】 140222(土)コミュニティで創る新しい高齢社会のデザイン(9)平成23年度採択プロジェクト 成果報告(4)高齢者の営農を支える「らくらく農法」 2月21日の続き。今回は、 『高齢者の営農を支える「らくらく農法」の開発』 についてメモ・感想を記す。なお、この報告の関係資料は、こちらに公開されている。 この研究は奈良県吉野郡下市町栃原地区をフィールドとしたものである。奈良観光に行けばお馴染みであるが、奈良は、柿の葉寿司が名物として知られている。そのため、果実としての柿の栽培と併せて、柿の葉自体も重要な農産物となっている。 いっぱんに日本の農村というと、農家の高齢化に伴う耕作地の減少などが頭に浮かぶが、ここでは、高齢者でも相対的に楽な「葉っぱ栽培」の取り組みが紹介されていた。高齢者だけの農家では、果実としてではなく葉っぱを収穫するために柿を育てる。そうすると面倒な摘果や収穫の作業が不要となり、負担が軽減する。いっぽう、若者世代は果樹栽培を担当する。このことにより、高齢者と若者が連携した農村コミュニティが維持できるというようなお話であった【長谷川の聞き取りのため不正確かも】。 このほか、高齢者でも操作が簡単で安全な電動式の運搬車の開発などにも取り組まれているということであった。なお、詳しい情報はこちらに紹介されていた。 次回に続く。 |