じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
ネジバナの群生。昨日掲載のハルシャギクと異なり、ネジバナは芝地の女王と名付けてもよいほど鑑賞価値がある。ねじりの向きは、時計回りと反時計回りでランダム。あまりねじれていない花や、白花もある。 |
【思ったこと】 140621(土)長谷川版「行動分析学入門」第10回(5)嫌子出現の随伴性による弱化(5)確立操作 嫌子の確立操作とは、嫌子としての機能を高めたり弱めたりする操作、あるいは環境条件のことを言います。好子の確立操作と同様、嫌子の確立操作にも、
もっとも、上記のいくつかは痛覚や聴覚そのものの順応を伴っており、嫌子の飽和化という枠組みだけの現象とは言えません。 このほか、 ●同じ場所でも、日中、人通りが多い時よりも、深夜、ひっそりとしている時のほうが、正体不明の物体が嫌子(幽霊?)となりやすい。 といった事例も考えられますが、この場合や、暗闇やその中ではっきり見えにくい物陰などが、恐怖反応を合わせて誘発しており、結果的に、嫌子の機能を高めているとも言えます。 前回も述べましたが、嫌子は、恐怖反応、気味悪さや不快に関連する嫌悪反応というように、レスポンデント反応を同時に伴うことがしばしばあります。確立操作もこれらに連動していると考えるべきでしょう。 次回に続く。 |