じぶん更新日記

1997年5月6日開設
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 7月26日、NHKBSプレミアムで

「体感!グレートネイチャー「純白の砂漠 誕生の謎〜北米大陸 チワワ砂漠〜」

という番組を放送していた。この純白の砂漠は、セレナイトと呼ばれる石膏の結晶が基になっているということであった。番組では、ガラスのかけらのような平板の結晶が一面に散らばり、地上にわき出すように突き出しているものもたくさんあった。

 これと同じ光景は、トルクメニスタン・ダムラ村に向かう途中にも見かけた【写真下】。ガイドさんも添乗員さんもこれが何の結晶なのかについては情報を持っておらず、水晶か雲母かという議論があった程度で、私も雲母だろうと思っていたが、今回の番組を視て、セレナイトであると確信した。ちなみにこの場所は、アムダリヤ川がかつてカスピ海に注いでいた時の河床。

 写真上は、ダムラ村の近くにあるヤンギカラの台地。また、私は行ったことがないが、カザフスタン西部のウスチュルト台地にも、同様の地形がある。但し、これらは、セレナイト(硫酸カルシウム)由来ではなく、白亜(炭酸カルシウム)で構成されているようだ。




2014年7月27日(日)

【思ったこと】
140727(日)7月に視た番組から

 毎月、視た番組の中で印象に残ったものを備忘録代わりに記しておくことにしていたのだが、講義録執筆を続けていたため、数ヶ月分が抜けてしまった。今月からできる限り、習慣化していきたいと思う。
  • グレートトラバース〜日本百名山一筆書き踏破〜
     「日本百名山すべての頂を登り、その間、一切交通機関を使わず、自分の脚とカヤックだけでつなぐ」というとてつもない企画。このルートのうち、番組のほうでは、これまで「紀伊半島・大峰山〜南アルプス・北岳」が放送されており、8月2日に「日本アルプス大縦断・鳳凰山〜白馬岳」、9月20日に「甲信越〜富士山〜関東の山々」の放送が予定されている。また、田中陽希さんの最新情報は、こちらで公開されており、数日前の時点では首都圏を徒歩移動中とのことであった。

     1つ1つの山を登るだけなら私でも半分くらいは達成できそうだが、途中の移動を含めてすべて徒歩というのがスゴイ。それと、スピードが桁外れに速い。そう言えば、今年もまた、トランスジャパンアルプスレースが開催されるようだ。こちらに出場されている望月将悟さんもスゴイ。

  • 大相撲名古屋場所
     最近はスポーツ番組は殆ど観ない私であるが(←サッカーのW杯も結局一度も観なかった)、この場所の相撲中継は比較的よく観ていたほうだと思う。大相撲は、このところずっと、閉塞感がただよっていたが、ここへきて逸ノ城や、照ノ富士といった大型力士が活躍するようになり、来年の今頃には白鵬をおびやかす存在になるのではないかと期待されている。もっとも今挙げた2力士ともモンゴル出身。日本生まれの力士の中では、優勝争いに加わった琴奨菊、豪栄道、ほかに、人気のある遠藤関などの活躍もあるが、まだまだ影が薄いのが残念。

  • トキメキ☆成均館スキャンダル

     6月6日の日記で、「アラン使道伝(さとでん)」に続いてこのドラマにふれたが、感想を書く機会が無かった。

     ドラマ自体はストーリーもしっかりしていて満足できる内容であった。男装しているキム・ユニが女性であることに誰も気づかないというのは少々不自然であるようにも見えるが、これは「お約束ごと」として受け入れるほかはない。

     イ・ソンジュン役のパク・ユチョンは、私の場合、屋根部屋のプリンス(ヤネプリ)のほうを先に観ていたが、ヤネプリは90%以上が現代の話なので、キャラの混同という事態は避けられた。余談だが、ヤネプリの臣下の1人、ソン・マンボを演じたイ・ミノさんは、トキメキ☆成均館スキャンダルでも一度だけポクスという名前で登場しているが、言われてみないと同一人物であることに気づかないほどだ。

     さて、この「成均館」が終わったあとは、残念ながら、ハマってしまうほどのドラマに巡り会えていない。

     タイムスリップものとして知られる「Dr.JIN」や「シンイ−信義−」、あるいは、冬ソナを含めた四部作の1つ「夏の香り」なども、けっきょく、初回と最終回を録画した程度に終わってしまった。やはり、こちらのランキングでTop10に入るような評価が得られていることが必要かもしれない。もっとも、このランキングでは「アラン使道伝」は64位、「私の心が聞こえる?」は70位、「ビッグ〜愛は奇跡<ミラクル>〜」は82位、「偉大な遺産」はランキング外、ということであってもそれぞれ満足できたから、やはり、私自身との相性はあるようだ。