じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 9月6日の16時すぎ、岡山県南部は時間あたり数十ミリ以上と思われる局地的豪雨に見舞われた。岡山地方気象台の公式記録では、16時台の雨量は6.5ミリにとどまっているが、岡大近辺では少なくとも20ミリは降ったと思う。じっさい、同じ時間帯、少し離れた赤磐(あかいわ)では25.5ミリ、和気(わけ)では41.5ミリを記録している。また、この日の最高気温は31.0℃まで上がったが、この雨をさかいに一気に気温が下がり、20時すぎには20.2℃となった。



2014年9月6日(土)

【思ったこと】
140906(土)日本心理学会第78回大会(2)部門別(ジャンル別)の発表件数/できるだけ異なる領域のセッションに顔を出すべし

 表記の年次大会に関する連載の2回目。今回は、分野別のポスター発表数について調べてみたいと思う。事前に郵送されてきたプログラムにはたくさんの発表タイトルが掲載されている。本年度の場合、これらは、便宜上20の部門に分類されているが、発表件数が膨大でありいちいち数え上げるヒマはない。ここではプログラムのページ数で大まかに把握するにとどめる。以下のリストで「■」は1個につき1頁分。「▲」は0.1〜0.9頁分を示す。
原理、方法
人格
社会、文化
臨床、障害
犯罪、非行
数理、統計
生理
感覚、知覚
認知
学習
記憶
言語、思考
情動、動機づけ
行動
発達
教育
産業、交通
スポーツ、健康
ジェンダー
環境
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 全体を見渡してみると、特に発表件数が多いのは、「社会、文化」、「臨床、障害」、「認知」、「発達」の4部門になる。もっとも、いまでは、上掲の殆どの部門において、それぞれに特化した領域別の専門学会が設立されているので、発表件数が多いか少ないか、というだけで、その領域の研究の活性度をみるわけにはいかない。




 2010年9月20日の日記にも書いたことがあるが、日本心理学会の大会というのは、多種多様な領域の心理学者が一堂に会することにこそ意味がある。自分の関心領域の発表だけを聴きに行く目的であるなら、むしろ領域別学会や研究会に出たほうがいい。特に若手の研究者は、自分の専門とはできるだけ異なる領域のセッションに顔を出すなどして、見聞を広めてほしいと思う。

 かくいう私は、最近では歳をとったせいもあり、朝9時半から夕方7時半まで、毎日4セッションにフル出場するという体力は無くなってきた。また、最近では、会場内でのデジカメ撮影が禁止されることが多く、パワーポイントスライドの発表内容を記憶にとどめることが非常に困難になってきた。そんなこともあって、以前はかなり詳細に記録・コメントしていた心理学関連の各種イベント、講演会、シンポ等の記録も年々、ボリュームが少なくなりつつある。