じぶん更新日記

1997年5月6日開設
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 文学部中庭隅にあるホウキギ(コキア)の紅葉。南側(右側)の日の当たる部分から赤く染まってきた。


2014年10月12日(日)

【思ったこと】
141012(日)超B級!面白スポーツ大百科

 昨日に続いてスポーツの話題。今回は、NHKのBS1で放送されていた、

超B級!面白スポーツ大百科「#2」

 この番組は、毎週録画予約しているcool japanの代わりにたまたま録画されていたものであった(「cool japan」は次回は11月9日予定のようだ)。2013年10月頃から通常は5分間の枠で放送され、時たまゲストをお迎えしての15分番組として放送されるようである。

 番組記録サイト(初回放送は2014年7月16日)によれば、「#2」は
  • 過激さが特徴の新しい「エクストリーム・スポーツ」→ドッジボールとトランポリンの組み合わせ
  • 圧縮された空気の反発力で強化されたホッピングで飛び跳ねる「エックスポゴ」
  • 風洞の中で床から吹き上げる猛烈な風によって浮き上がりスカイダイビングを体験できる「インドアスカイダイビング(室内スカイダイビング)」
の3種であり、どれも興味深い。特に、3番目の「インドアスカイダイビング」はぜひとも体験したいものである。もっとも、現時点では日本国内にはまだ施設は作られていないようだ。米国の場合、施設の使用料は1時間で6万円、30分間の講習と体験なら6000円ということなので、一生に一度の体験であるならそのくらいのお金を出してもよいという気もする。

 昨日も述べたように、スポーツというのは、
行動随伴性(ルール)は恣意的に変更が可能。通常は、最も強化されやすい基準が採用される(例えば、野球の塁間距離や投手と打者の距離、サッカー場や土俵の広さ、競走距離など)。
という特徴があり、ある程度の参加者が存在のもとで、努力の質と量がある程度報われ、またある程度意外な結果が伴うように随伴性(ルール)を調整していけば、現存のスポーツよりももっと面白いものが作られていく可能性はいくらでもあるように思う。とりわけ、現代のITや新素材を活用すれば、人類がこれまで体験できなかったような新しいスポーツを創り出すことができるはずだ。

 もっとも、既存のスポーツでは、参加者が多いことに加えて、長年にわたる競技の歴史、栄光の記録があり、また参加者自身にとっても、競技仲間との交流や、自分自身の何年にもわたる努力の積み重ねが実を結ぶといった長期的累積的な効果が伴っているため、そう簡単にはルールは変えられないし、新種のスポーツに転向することもなかなか難しい。また指導者が居なければ新種のスポーツを習うこともできない。

 昨日も述べたが、スポーツにはチャンピオンスポーツとレクリエーションスポーツがある。このうちチャンピオンスポーツのほうは、けっきょくは観る側からどれだけ支持されるのかによって盛衰が決まってくる。いっぽう、レクリエーションスポーツの場合は、参加のコスト、難易度、仲間の有無などに影響されると思われるが、もともと楽しみと健康増進のために参加するものであって、全国大会などがあってもそれほど励みになるわけではない。よりローカルで多種多様な形に進化していく可能性がある。