じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
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4月20日に続いて、生協食堂から眺める新緑の第三弾。今回は、2階西側から眺めるケヤキの新緑。4月19日掲載の新緑と同じアングルだが、前回は3階、今回は2階なので、木々の高さが変わっている。 |
【思ったこと】170423(日)車内でのスマホ利用率に驚く 久しぶりに上京した。過去日記によると、前回の上京は9月中旬。半年ぶりということになる。今回は、ホテルの送迎バス利用のため東京駅八重洲口方面を通過したが、以前何度か訪れた時は工事中ばかりだったのが、今回は高層ビルが建ち並び、スッキリした景観になっていた。日本橋近辺も同様。 地下鉄やJR線乗車時に驚いたのは、殆どの乗客がスマホを操作していたことである。土曜日夕刻に乗った地下鉄では、周りに座っている10人のうち9人がスマホを操作していた。別の路線でも、見渡せる範囲の座席に座っている人の8〜9割はスマホをいじっている。いっぽう私が見渡した限りでは、印刷物を読んでいた人は、駅入り口などに置いてある無料配布誌を読んでいた中高年男性が1名、新書本サイズの本を読んでいた男性が1名のみであった。このほか、短時間スマホを取り出して操作している人、スマホを持ったまま寝ている人などもいた。 ふだん徒歩通勤をしているのでこういう光景を見る機会は全く無かったが、こうしてみるとスマホの普及率、その影響は相当程度に及んでいると思われる。地下鉄ならともかく、日中の山手線の車窓からはさまざまな看板広告が見られる。そういう風景に目を向けている人は5%にも満たないように思われた。中吊り広告も同様。そもそもそんなものがぶら下がっていたのかどうか、私自身も覚えていないが、週刊誌の広告などを出しても、車内で印刷媒体の週刊誌を誰も読まなかったら宣伝効果は期待できない。 スマホをのぞき込むわけにはいかないので、利用者が何の目的で操作をしているのかは不明だが、指先の動きから見ると、オンラインゲームではなく、メールやSNS参加者のほうが多いように見えた。いずれにせよ、個人空間に埋没する傾向が高まったいることは確かである。といっても、ネットの世界では、事実が大げさに伝えられたり、一面的な見方が広がりやすい。さまざまな意見を比較し、正確な情報を取捨選択するクリティカルシンキングの目を養う必要がありそうだ。 |