じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



12月のインデックスへ戻る
最新版へ戻る


 日曜日の夜、生協ピーチユニオン(南福利施設)周辺で展開されている「岡大イルミネーション」を見に行った。休日は建物内部が真っ暗になっているので、より美しく見える。

 こちらに記したように、クリスマス期のイルミネーションは、もともと、岡大生協が2006年、剰余金の還元策の1つとして、食堂の周りにクリスマス電飾グッズを並べたのが始まりである。その後、2008年からは大学の公式企画として実行委員会が組織され、見事な飾り付けが行われるようになった。もっとも新たな飾りの予算は限られているらしく、今年のデザインはやや質素な印象を受ける。

 写真は2006年以降のメインのイルミネーションの比較。なお、2006年当時はマスカットユニオン(北福利施設)前で行われてきたが、2010年以降は、2013年を除いてピーチユニオン周辺に移動している。(2013年のみ例外となったのは、ピーチユニオン前で大規模環境整備工事が行われたためであったと記憶している。)


2017年12月17日(日)


【思ったこと】
171217(日)定年退職直前の年賀状

 恒例の新年を祝う挨拶サイトを、こちらに開設した。葉書媒体での年賀状交換を廃止してネット経由でお願いしますという趣旨の特設サイトは、1999年頃から開設しているが、今回はいよいよ定年退職前の最後の開設となる。

 今年の特設サイトの特徴は、
  • 公式サイトへのリンクを削除した。2018年3月31日をもって閉鎖するため。
  • 挨拶文に次の文言を入れた。
     なお、これまでの暖かいご支援に支えられ、本年3月31日をもちまして、岡山大学を定年退職することになりました。
     今後は隠居生活に入り、まことに勝手ながら、来年からの年賀状による新年のご挨拶を差し控えることにいたしました。
     なにとぞご理解いただきますとともに、今後とも、これまでと変わらぬお付き合いをお願い申し上げます。
 上記は、葉書媒体による賀状交換を終わらせていただくという趣旨であるが、Eメールによる挨拶も、これまでやりとりをさせていただいている数名の方を除いて、こちらから先の発信は差し控える予定である。なお、親戚関係の賀状は従来通り、妻に完全に任せきりとなっており、こちらはすでに100枚ほどの年賀葉書を購入済みである。

 上記の挨拶文の「今後は隠居生活に入り」という部分は、当初は「今後は隠遁生活に入り」としていたが、「隠遁」というほど隠れ逃れるつもりもないので、穏当は「隠居」に切り替えた。そもそも、完全に「隠遁」するなら、こういうWeb日記とか、花の写真、旅行記などをネットに公開することも止めるはずであるが、そこまでは考えていない。

 ま、ネット上の交流というものはきわめて淡泊なものであり、Web日記執筆者間の交流について言えば、時たま、掲示板などでメッセージを書き込む程度であり、別段、直接お目にかかるような関係ではない。何らかの事情でWeb日記の執筆・公開が中断され、その後、当該サイトが消滅するということも少なからずあるが、それもまたネット上の交流の本質であって、執筆者がその後どうされているのかを詮索するようなものでもあるまい。

 あと、私のWeb日記には「Copyright(C)長谷川芳典」という実名が入っている。隠居生活後はこの部分を削除したほうがよいのだが、過去日記をざっと調べたところ、どうやら、2002年5月末までは「Y.Hasegawa」、2002年6月1日以降は「Copyright(C)長谷川芳典」という実名サインが入っていることが分かった。この時期になぜ「Copyright(C)長谷川芳典」に切り替えたのかはすっかり忘れてしまった。何らかの「なりすまし」事件に触発されたような気もするが思い出せない。いずれにせよ、私のWeb日記では自分の書いた論文なども引用しているため、Web日記だけ実名を削除しても、ちょっと調べればすぐに執筆者が判明してしまうという特徴がある。そんなこともあり、従来通りとせざるを得ない。

※実名で日記を書くということは、執筆内容に責任を持たなければならないという姿勢を保つ点でそれなりの意義がある。反面、個人情報にかかわること、例えば家族や親戚のこととか、住所、資産、日程など個人情報にかかわることは書けないというデメリットもあった。といって、匿名で書けるからといって家族のことを詳細に書いていて、何らかのきっかけで本名がバレてしまうというリスクもあり、匿名でなければ書けないようなことは最初から書かなければいいというのが私の執筆の鉄則である。