じぶん更新日記・隠居の日々
1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 新型コロナ感染防止のため、岡大・生協食堂では以前から座席を減らしたり、向かい合って座れないような配置にするといった対策をとってきたが、10月1日からは景色が一変、テーブルが写真のように衝立で仕切られていた。10月1日から3学期(後期)の授業が開始され、利用者が増えることによる対応かと思われる。もっとも、3学期は、一部の演習科目を除いてオンライン授業で行われるということで、講義棟に出入りする学生は殆ど居なかった。
 なお、4学期に担当する予定の私の講義も、このような状況を踏まえて、オンライン授業に切り替えることを決定。講義用の動画自体は、YouTubeの動画作成に習熟してきたため、問題なく作成できそうだが、受講生の出席管理、質問への回答、レポートファイルの受け取り方法などについて、大学のシステムを学ぶ必要がある。(認知症予防には役立ちそうだが)新しい手順を学ぶというのは65+α歳の私にとってはかなりきつい。

2020年10月1日(木)



【小さな話題】年度後半の所感

 2020年度も残り半年となった。4月1日の新年度の所感に、
現役時代は、学年暦が生活の基本になっていたので、1月1日よりは4月1日のほうが「気分一新、新たな1年」というイメージが強かったが、定年退職から丸2年が経過し、次第に実感は薄れつつある。それでも、孫たちの幼稚園入園、進級などがあり、まだまだ「新年度」と無縁の隠遁生活の境地には達していない。
と述べたところであるが、その直後に緊急事態宣言を受けて、孫たちの幼稚園の入学・進級が遅れたり、岡大では学生や学外者が入構禁止になったりするなど、年度単位のスケジュールがズタズタになった。4月以降の半年間、岡大構内はずっと人影がまばらで、ずっと夏休みというような雰囲気が常態化した。これほどまでにコロナ禍が長引くとは思ってもみなかった。

 新年度の所感でリストアップした各種引退作業の進捗状況は、実はその後あまり進んでいない。「」のあとが10月1日時点での進捗状況を示す。
  1. 教育関係の書類のデジタル化、廃棄:おおむね90%→90%
  2. 研究関係の書類のデジタル化、廃棄:おおむね10%→40%
  3. プリント写真やネガのデジタル化、廃棄:おおむね98%→99%
  4. 私的書類のデジタル化、廃棄:おおむね70%→70%
  5. パソコン、電子機器の再構成:おおむね30%→40%
  6. 書籍の整理、処分:おおむね40%→70%
  7. VHSで録画したビデオのDVD、BDへの移し替え:おおむね90%→S端子付きでmp4形式へのダビングを新たに開始したため、実質的に作業のやり直しとなった。そのため、現時点では10%
  8. カセットテープに録音した音源のデジタル化:おおむね10%→99%

 新年度の所感のところで、
  • テレビをあまり視なくなった。
  • ゲームで遊ぶことは全くない(詰将棋を2題解くのみ)
と述べた傾向は相変わらず続いている。
 新型コロナの影響で、ここ4カ月ほどは、岡山市外に出かけたことは一度もなくなり、毎日、自宅、岡大構内、半田山植物園(休園日は旭川土手)を行き来する規則的な生活が続いている。食事の時間を含めて、1日の生活スケジュールは±10分しか違わないほど正確になってきた。といって別段ストイックな日課を心がけているわけではなく、結果としてそのように習慣化したというだけのことである。
 そうは言っても、加齢とともに、時間あたりの作業量はますます低下しつつある。上にも述べたが、当面、4学期のオンライン授業開始に向けてシステムを習得する必要があるのだが、なかなか厄介。
 このほか、8月から開始したYouTubeは、海外旅行先で撮影した動画や、昆虫など動きのある対象の動画を中心に、今後も公開を続ける予定である。但し、それらの動画はあくまで映像資料の蓄積が目的であり、再生回数は全く気にしていない。もちろん、観ていただくことで何かのお役に立てば私の喜びでもあるが。