じぶん更新日記・隠居の日々
1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 2月26日のウォーキングの途中、岡大・津島北キャンパスの通称「レトロな門」(←長谷川が勝手に命名)の前に車が1台も駐められていないことに気づいた。
 2013年7月5日の日記にも記したように、この門は車の出入りが禁止となっており、岡大・東西通りの歩道との境界には鎖が張られている。しかし、その鎖はいつも外されていて、その西隣の民有地の家の人たちが数台の車を駐車していた。中でも県外ナンバーの赤い車は長期間駐車されたままとなっており、フロントグラスや屋根の上にはホコリや落ち葉が溜まっており、車庫法違反を云々する以前に、なぜ、全く使わない車をここに駐めっぱなしにしておくのかが大きな謎であった。一時的に移動したのか、正規の駐車場を確保したのか、今後もウォッチングを続ける予定。

追記]2月27日の午前中に再び近くを通過したところ、またまた赤い車が駐車していた。

2022年2月27日(日)



【小さな話題】カズレーザー vs. NHK高校講座 その3 「地図記号・煙突マークの影」、「バスケットボールのクォーター制」、「オランピア」

 昨日に続いて、NHK-Eテレで放送された表記の番組の感想と考察。

 本日は2月23日に放送された#7のうち、後半の3問について考察する。問題は以下の通り。なお問題文の前の○×はカズレーザーさん自身の正解不正解を表す。
  1. × 【アフリカ・マリ共和国のジェンネにある高さ20mの巨大なモスクでは毎年町をあげての大イベントが行われるが】彼らはモスクで何をしている?
  2. ○ 100km/hで進む車から進行方向と逆向きに100km/hでボールを投げるとボールはどうなる?
  3. ○ ある「日本語」の意味が順番に出てきます。「ある日本語」とは何か?
    • 長いものでつなぐ
    • しらける
    • 粉末にする
    • 参照する
    • 楽器を演奏する
  4. × 【開成高校のクイズ研究部からの出題】地図記号の煙突マークでは下の線がはみ出している理由は?
  5. ○ バスケットボールの国際ルールが、ハーフ制(前半20分、ハーフタイム、後半20分)から、2000年以降にクォーター制(各10分の1stから4thまで、間にインターバル、ハーフタイム、インターバルが入る)に変わった理由は、1つは細かく休憩をとることで選手にいいパフォーマンスをしてもらうことにあるが、もう1つの理由は?
  6. ○ マネの『オランピア』がパリ美術界で物議をかもした理由は?

 まず、4.の地図記号の煙突マークであるが、確かに右下に横線が引かれている。カズレーザーさんは、「他の記号と見間違わぬように」と解答したが、正解は「煙突の影を表している」であり、明治時代からいまとほぼ同じ記号が使われているが影をつけた理由は不明。このほか、紀念碑、自然災害伝承碑、またカズレーザー自身が紹介した広葉樹林や針葉樹林にもつけられているという。
 なお、こちらのコンテンツでは、煙突マークは清掃工場を表すと説明されているが、国土地理院の記号一覧ではあくまで「煙突」となっている。
 ところでこの地図記号、というか国土地理院の地図自体、私には殆ど縁が無い。国土地理院の地図ではコンビニの位置は分からないし、どこかの知らない町を訪れる際には、Googleマップのほうがはるかに便利。また、中高生の頃から疑問に思っていたが、裁判所、博物館、油井・ガス井、採鉱地、城跡などは所在地が極めて限られており、わざわざ記号で表すのではなく、漢字で示せば十分であるように思う。なんだか地理の試験問題のために記号を作っているように思う。

 次の5.のバスケットボールのルール変更の理由は、「CMを多く入れるため」が正解であった。確かに、ハーフ制では20分間の途中にCMを挿入すると視聴者からクレームがつけられる。10分間×4回に分けることでスポンサーも満足できるのだろう。
 ちなみに、野球ではそれぞれのイニングごとにCMを挿入できるが、サッカーは45分ずつのハーフタイム制のままのようだ。もっとも私はサッカーの中継を全く観ないので、実際にCMがどう挿入されているのかは分からない。あと、大相撲はNHKの中継なのでCMは入らないが、少し前に一度だけABEMAの大相撲中継を観た時には、CMの挿入がとても煩わしく感じた。大相撲は制限時間までのあいだに、アナウンサーと解説者がたっぷりといろいろな話題を提供してくれるからこそ面白いのであって、CMがあると気分を損ねるばかりだ。

 最後の6.は、「神話ではなく実在の女性の裸体を描いたから」が正解であった。当時は、女性の裸体は神話の世界、もしくは異国の世界に限るという暗黙の了解があったが、『オランピア』はそのルールを敢えて破り、美術界を挑発・風刺したといわれているという。この話は別の雑学系番組でも聞いたことがあった。

 ということで、この2回シリーズの感想は終了。ぜひレギュラー化してもらいたい番組であった。