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昨日の日記で、津山線「さくびさくら」は、前面と後部では形に違いがあると述べた。岡山駅側の面には、他の車両と連結した際の貫通路の黒い枠(連結用ホロをたたんだもの)があるが、前面には見当たらない。
この特徴は他の車両にも共通しているのではないかと思い、過去に撮影した写真やウォーキングの際に目撃した列車を観察したところ、オレンジ色のキハ40、47系や、「みまさかノスタルジー」車両では、すべて、岡山駅方面側に連結用ホロが装着されており、津山駅方面側は貫通路のドアはあるものののっぺらぼうでホロは装着されていないことが確認できた。こんな違いがあるということは人生70年(マイナス2か月)になるまで全く気づかなかった。なお、新型のキハ120系だけは、岡山駅方向と津山駅方向の両方に黒い枠がついていた。これが収納式ホロというのかどうかは未確認。 ※車両の詳細についてはこちらを参照。 津山線では時間帯によって異なる乗客数に対応して1両から4両が連結されているが、その作業がやりやすいように、ホロのついた面が岡山駅方向に統一されているのではないかと推測される。 |
【連載】チコちゃんに叱られる!「ビーチサンダル」「嫌なことの記憶」「天井の模様」 8月26日に初回放送された表記の番組についての感想・考察。この回は、
まず1.だが、放送では「レイと庄太郎(レイ・パスティンと生田庄太郎)が出会ったから」と説明された。ビーチサンダル開発の経緯にういてはこちらにより詳細な解説があったのでここでは繰り返さないが、私が初めて知ったのは、
私がサンダルということで思い出すのは、エチオピア・ダナキル砂漠で、塩のキャラバンのラクダを引いていた人たちが履いていたサンダルである。砂礫の荒野を毎日何十キロも歩いても破損しないという驚異の耐久性があり、古タイヤを加工して作られたものであった。バザールでは安価に売られていたが、買いそびれてしまって残念。 次の2.「なぜ嫌なことは妙に覚えている?」については、もしかしてまたまた「医学博士 元東大病院医師」によるトンデモ解説が飛び出してくるのかと身構えたが、今回の解説者は人間の行動と信念について研究されている心理学者の戸梶亜紀彦さん(東洋大学社会学部)であり、一安心。ちなみに、「医学博士 元東大病院医師」の回では「短期記憶は楽しいことが優先される」と説明されていた。今回の疑問は長期記憶に関するものなので別物であるが、短期記憶に関しては楽しい記憶のほうが優先的に記憶されるという説を唱える場合は、長期記憶との整合性をとる必要がある。 でもって、放送では「「悲劇を繰り返さないため」と説明された。 戸梶先生によれば、
また、嫌な出来事を忘れる方法としては、 ●完全に忘れるというのは難しいが、嫌なことをため込むことはよくないので、人に話したり紙に書いたりして外に出す。 方法が推奨された。また、楽しい時間が早く過ぎるのに対して、ツラい・退屈な時間を遅く感じるのは、 ●楽しい時はやっていることだけに集中するが、嫌な時や退屈な時は同じことを繰り返さないように周囲の情報を集めて記憶しようとするため、ゆっくり感じる。 と説明された。 ここからは私の感想・考察になるが、以上の説明から生じた更なる疑問としては、
なお、「嫌な出来事を忘れる方法」については、忘れる方法というよりも想起しない方法を考えるべきであり、私は、関係フレーム理論に基づく対処法が有効ではないかと思っている。 最後の3.の天井の模様は、放送では「トラバーチン模様」であると説明された。この模様は、視聴覚教室のような吸音・防音の目的で開発されたのかと思っていたが、実際は、そのような効果を期待しつつも、もともとは天然の石灰岩の石壁を模して見栄えをよくしたものであり、かつ、ネジや釘の跡が目立たないなどのメリットがあるため、コスト削減のために採用されたものであるらしい。 放送では、日本人のよく見る模様として、
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