Copyright(C)長谷川芳典 |
※クリックで全体表示。 |
毎朝、自家製ヨーグルトと豆乳とバナナをミキサーでかき回したジュースを飲んでいるが、最近、バナナの袋の入れ方について共通の特徴があることに気づいた。それは、 ●バナナの房の茎部分(クラウン)のほうが袋の底に入れられ、袋の開け口(緑色の矢印)のほうに果指の先(フィンガーティップ)がある。 という点である。はっきりした理由はよく分からないが、機会を使って袋に詰める場合はクラウンのほうから袋に詰め込むほうが、袋の口に房が引っかからないので効率的であるのかもしれない。 なお1本1本を房から切り離して袋から出す場合は、袋の口の側に茎の部分があったほうがハサミで切り取るのに便利であるように思う。もっともバナナは袋の中に熟成用のエチレンガスが充填されているため、必要以上の熟成を避けるため、買った後は袋から出すのが良いと言われている【こちらに関連資料あり。】 もっとも、袋に穴を開けたあとであれば、袋の中にはエチレンガスが残ったままになっている可能性は低いように思われるのだが。 なお、こちらのサイトによれば、バナナを食べることによる健康メリットとしては、
|
【連載】太陽系の基本知識を更新する(10)火星(4) 昨日に続いて、NHK「コズミックフロント: ●「冒険者たちが語る 太陽系のヒミツ」 についての備忘録と感想。 昨日の日記に記したように、1975年〜1976年に打ち上げられたバイキング1号と2号の探査、特に4種類の生物学実験の結果、火星には生命が存在しないことが確実視され、火星への興味は失われてしまった。 そのバイキングの探査の20年後の1996年8月、NASAが火星から来た隕石の中に生命の痕跡らしきものを見つけた、という発表が行われた。この岩石は1984年に南極で発見されたもので、その岩石の中に含まれていたガスは火星表面のガスの成分とピッタリ一致していた。その岩石には炭素の粒を分析したところ、有機物が含まれていることが確認された。また、岩石の中には干からびたミミズのような「化石」状の痕跡が見つかった。 こうした発見に後押しされて、1992年9月には「マーズ・オブザーバー」が打ち上げられた。もっとも、上記の「発見」は、後に、生命の痕跡ではなく地質学的な作用の結果であると論じられた。それでも火星探査への関心を高める効果は十分にあった。 なお放送では言及されなかったが、マーズ・オブザーバー自体は1993年8月に火星に接近したものの通信途絶によりミッションを達成できなかった。余談だが、その失敗の6年ほど後には、日本発の火星探査機のぞみが打ち上げられたが、同様に交信途絶に見舞われ、ミッションを達成できないままに終わっている。 放送のほうでは、その後の火星探査が、探査機の名前に触れずに紹介された。そのあらましはウィキペディアにも紹介されているが、
なお、旧ソ連・ロシアの探査機のほうは、
米ロ以外では、中国の「天問1号」の成功のほか、いくつかの国や機関による取組があるが具体的な成果についてはよく分からない。 次回に続く。 |