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8月31日は、昼間の日照時間は合計0.7時間で殆ど曇りとなったが、21時過ぎには晴れ間が出て、13年ぶりの『スーパーブルームーン』を眺めることができた。 『スーパーブルームーン』とは、1年で月が最も地球に接近し、ふだんより明るく輝いて見える『スーパームーン』と、ひと月に2回目の満月となるいわゆる『ブルームーン』を合成した非専門用語。 厳密に言うと、今回の満月は朝の10時36分、月と地球の最接近は夜中の0時54分となっている。ということは、日本と時差が1時間以上遅い地域では最接近は8月30日であるが満月は8月31日となって『スーパーブルームーン』にはならない可能性がある。正確なことはよく分からないが、日付が別になっても月の出から月の入りまでの時間帯に最接近と同じ月の2回目の満月が重なれば『スーパーブルームーン』と呼んでかまわないように思う。 なお日本との時差が11時間以上遅い地域では最接近も満月も8月30日に起こることになる。但し、前回の満月は8月2日の3時32分であり、時差がもっとも遅くなる地域でも8月1日になってから満月になっているので、世界のどの地域においても『ブルームーン』にはなりそうだ。 ま、『スーパームーン』のほうは月が最も大きく、かつ明るく輝くということで天文学的には意味のある現象だが、『ブルームーン』のほうは人間が勝手に決めた暦によって派生した無意味な現象と言うことはできる。 |