Copyright(C)長谷川芳典 |
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10月22日の夕刻は、自然の雲の中にで何本かの飛行機雲が輝き、銀河鉄道999のトレーダー分岐点のような立体的な夕焼けになっていった。岡山市上空は、九州方面や国際線(西向き)の航路になっていて、上空に寒気があると飛行機雲ができやすい。なお、私が見る限りでは、東方向への飛行機は、岡山空港発羽田行きの便以外には通らないようだ【たぶん、四国上空のほうを通る】。なので飛行機雲も大部分は天頂から西の空のほうに引かれていく。 |
【小さな話題】「涙」のトリセツ(1)マイボーム洗顔 10月19日にNHK総合で放送された、あしたが変わるトリセツシ ョー: ●「涙」のトリセツ のメモと感想。加齢によりますます視力が低下し、またパソコンのモニター画面を見つめているうちに目がショボショボしてきて度数の異なる老眼鏡をどのようにかけ替えてもハッキリ見えなくなることが増えた私にとってはいくつかの朗報となった。 今回の放送で取り上げられたドライアイについては、私自身も年相応の症状があり、一度、行きつけの眼科でムチン入りの目薬を処方してもらったことがあった【2013年1月26日の日記参照】。もっとも、目薬による効果は限定的であり、また隠居人となった現在は論文査読で時間に追われることもないので、最近は何の対策もとっていなかった。 放送によれば、国内のドライアイ患者は推定2000万人以上で、もはや国民病となっているが、2023年2月に発行された『日本眼科學會雜誌』(第127巻第2号)に毎日たった10秒で自宅できる驚きの改善法が掲載された。 159人のドライアイ該当者の涙を調べた研究によれば、
放送によれば、私たちの目(角膜)は3つの層によって守られている。
目を守るアブラは、マイボーム腺から分泌される。マイボーム腺はまつげの生え際のやや内側のあたりにあって、涙が出る場所とは別になっている。目のアブラが少なくなる原因としては、
ではどうすればよいか。今回『日本眼科學會雑誌』で紹介されたのは以下の2つの方法であった。
この「マイボーム洗顔」の詳しいやり方は公式サイトでも紹介されている。私も試してみたが、「洗う」というよりマッサージしただけでも目がぱっちりするような感触があった。実際に効果があるかどうかはしばらく試してみないと何とも言えないが。汚れた指でこすったりして結膜炎などにならないよう注意したいと思っている。 次回に続く。 |