Copyright(C)長谷川芳典 |
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近隣のラ・ム−で大黒天Payというスマホ決済を利用していたが【9月13日と9月20日の日記参照】、けっきょく利用のメリットが見当たらず、逆に手間がかかることから、数日前に、残高をゼロにした上で実質的に使用を停止した。リセットの方法は簡単であり、残高よりも支払い額のほうが多い場合に「大黒天Pay」支払いを選ぶと、いったんエラーが出た後「大黒天Payと現金併用による支払い」モードとなり、大黒天Payの残高(ポイントを含む)をゼロにすることができた。 大黒天Payは馴れるとスマホを支払機にタッチしただけで(もしくはQRコードを読み込んだだけで)瞬間的に完了できるという利便性もあるが、
私がザッと見渡した限りでは、この大黒天Payで決済している人は1%未満であるように思われる。維持費もそれなりにかかっているはずだが、会社としてはこの先どうするつもりなのだろうか? |
【連載】笑わない数学(6)『1+1=2』(2)「あ◆あ=い」の証明 昨日に続いて、10月18日にNHK総合で初回放送された、『笑わない数学 シーズン2』: ●1+1=2 についてのメモと感想。 昨日も述べたが、放送で紹介された『ペアノの公理』は簡略版であり、専門用語を使わないことで逆に分かりにくくなっているように思われた。いっぽう、ウィキペディアでは、集合 N と定数 0 と関数 Sと命題Eに関するペアノの公理とは次のようになっていた。
YouTubeの解説動画: 1+1=2の証明が難しいって本当?(ペアノの公理) では、さらに詳しく説明されており、放送では何のことか分からない部分もようやく納得することができた。 動画によれば、「1+1=2」の証明のポイントは、
このことをふまえた上で,ペアノの公理が紹介された。これらを満たすものが自然数となる。
ここでいったん私の感想・考察を述べる。
動画では続いて足し算(加法)の定義が行われた。
上記の2.は『笑わない数学』のほうでは、 a+bの次=(a+b)の次 と表現されていた部分であり、一番分かりにくいところになっている。これがなぜ分かりにくいのかはおそらく、いまだ定義されていない「+」が定義の中に含まれているためであることと、我々がすでに習っている「+」の意味が暗黙のうちに含まれていることによるためではないかと思われる。なので、上記の加法の定義では、「+」ではなく、かえって、暗黙の了解が全く含まれない「◆」を使った方がわかりやすくなるように思われた。すなわち、
さて、次にいよいよ「1+1=2」の証明に入るわけだが、これまた、1とか2について暗黙の了解が含まれていることで分かりにくくなっている。 そこで、「1」と「2」の代わりに、「あ」と「い」を使い「あ◆あ=い」の証明を試みることにしよう。
なお、上掲の証明では「a◆0=a」が証明に使われている。ということは、上掲の加法の定義では、0という存在が不可欠であるように思える。であるとすると、(0を含まない)1から始まる自然数の世界では加法は定義できないのかという疑問が生じてくる。 次回に続く。 |