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9月13日の日記で、大黒天Pay初体験の話題を取り上げたところであるが、その時点で還元された60ポイントがちゃんと使えるのかどうかはまだ確認できていなかった。 ということで一週間ぶりにラ・ム−で買物をしたところ、
なお、今回は、大黒天Payで決済した時に還元対象となる商品を探してみたが、前回還元を受けた『キャベツがあればすぐにできる中華名菜八宝菜』(249円、50ポイント還元)の関連商品と『極小粒カップ3納豆』(91円、10ポイント還元)以外には、ハム類の一部が目にとまった程度で、還元対象商品は広い店内の中でも10品目未満であるように思われた。なので、それらの対象品を買わない場合は、大黒天Payを利用するメリットは全くなく、手間がかかるだけであることが分かった。そもそも大黒天物産としても、あまり熱心には大黒天Payを推奨していないようでもある。じっさい、ラ・ム−では平日午前中でもレジに長蛇の列ができることがあるが、仮に大黒天Payの利用者が過半数を占めるようになったとすると、チャージ機や支払機でのトラブルが続出し、手に負えない状況に陥ると推測される。 |
【連載】笑わない数学(2)虚数(8)複素数通貨/複素数の定義 昨日に続いて、NHK『笑わない数学』で2022年8月17日に初回放送された、 ●虚数 のメモと感想。但し、今回からは放送内容を離れた発展的考察を述べることにする。 まず、昨日の日記で、 確かに数直線上では「1+√2」に相当する目盛り(2.4142...)が存在するが、我々は普通、“「1+√2」は無理数である”とは呼ばず、代わりに“「1+√2」は、実数1と無理数√2の足し算の結果である”と考えるように思われる。であるなら、「a+bi」も1つの数としてではなく、“実数aと虚数biという足し算の結果であると考えればよく、わざわざ複素数という1つの数として扱う必要は無いようにも思われた。さらに言えば、仮に複素数という存在を認めたとしても、なぜ実数部と虚数部は「+」という記号で結ばれなければならないのか? という疑問が出てくる。そもそも「+」は、実数どうしの計算では、数直線上のある点を右側にずらしたり、2つのグループの個数を合計するという意味であると直観的に理解できる。しかし、複素数「a+bi」における「+」はそのような計算ができない。解の公式から機械的に「a+bi」が勝手に出てくるとはいえ、同じ「+」であっても、実数における加法とは異なる定義を追加しなければならないような気もする。と述べたことに関連して、「通貨を複素数にしたらどうなる?」ということを考えてみた。例えば、「バナナ1房100円」ではなく、「バナナ1房は100+10i円」とするのである。このうち実数部の100円は、従来通り、給与としてでも投資の収益としてでも受け取ることのできる法定通貨であるとする。いっぽう、虚数部の10i円は、『ボランティア通貨』のようなものであり、例えば地域の環境保全活動、高齢者へのサポート、子育て支援など、社会的に望ましい「コト」を行った時に受け取ることができるものとする【こちらの日記や、地域通貨、エコマネー関連の記事参照】。バナナという「モノ」との交換に虚数部の金額を付加することには語弊があるかもしれないが、とにかく、いまの経済体系を二元的な体系に切り替えることができれば、社会貢献的な活動はより強化され、活発に行われるようになるだろう。と思ってBingに ●通貨を実数ではなく複素数a+biのような体系にして、虚数部をボランティア通貨に限定した場合、社会はどのように変わると思いますか? と尋ねたところ、以下のような回答をいただいた。 通貨を実数ではなく複素数a+biのような体系にして、虚数部をボランティア通貨に限定した場合、社会はどのように変わると思いますか?いっぽう、ChatGPTに同じ質問をさせていただいたところ、 複素数を通貨の表現に取り入れ、虚数部をボランティア通貨に限定するという発想は非常に興味深いですね。ただし、これが社会全体に与える影響は予測が難しいですし、多くの側面が考慮される必要があります。という回答をいただいた。 ま、上掲のバナナの例で不労所得のみで何億円も稼いだ人に関して言えば、1房100円のバナナなら何万房も手に入れることができるが、ボランティア活動を行わない限りは「100+10i円」のバナナは1房も食べられないことになるだろう。 なお『ボランティア通貨』あるいはこれに類似した『地域通貨』の導入に関しては、障がいや病気のためにボランティア活動ができない人たちにどう配慮するのかという問題、また、ボランティア活動は善意や感謝のみで成り立つものであってそのような行動に交換価値を有する対価を付与するのは根本的に間違っていると主張する考えもある。 元の話題に戻るが、ウィキペディアでは複素数は以下のように定義され特徴づけられている。
次回に続く。 |