Copyright(C)長谷川芳典 |
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このWeb日記の執筆が2025年5月6日をもって28周年を迎えた。執筆方針はこれまでと全く変わっていないが、タイトルを『じぶん更新日記・隠居の日々』から元の『じぶん更新日記』に戻した。といっても単に文字数を減らしただけで、隠居生活から生涯現役主義に戻ったわけでは全く無い。 執筆開始当時、『じぶん更新』は「毎日、自分をアップデートする」、つまり「自分のどこがアップデートされたのかを記録していく」ということを目ざしていたが、そういった右上がりの成長志向は困難となっている【執筆開始当初からちっとも成長していないと批判されることもあるが】。いずれにせよ、現在では、現状維持が精一杯。「免許証の有効期限を更新するように『じぶんの有効期限』を日々更新していく」というスタイルになりつつある。 Web日記を書き続けることが『じぶんの有効期限』の延長に役立つのかどうかは断定できないが、
また楽天版のほうも、
このほか、一定量の文章をキーボードで入力することは手指の運動機能、脳と手指の連携機能の維持にもつながる。 何度も述べているように私のWeb日記は自分のために書いているのであって、世のため人のためではない。広告収入は一銭も無いし、アクセス数も気にしていない。とはいえ、ここに書いたことの一部が誰かのお役に立てば嬉しいし、今は誰からも読まれていなくても将来的に歴史資料として活用されるかもしれないし、執筆内容をAIに学習させることで私そっくりのロボットが作れるようになるかもしれない。ということもあって、公開日記として続けており、また過去の執筆内容はごくわずかの例外(誤字訂正、個人情報削除など)を除いてそのまま残すようにしている【なので、執筆開始時から現在に至るまでの間で、人生観、哲学、その他、主義主張が変わっている場合もある。何十年も前から特定の主義主張を貫き実践している人がいたとして、そういう人のことをどうこう批判するつもりは毛頭ないが、私自身は別段、そういう一貫性を保つのが別段立派だとは思わない。多様な見方ができない頑固者にすぎないかもしれないし。】 |
【連載】チコちゃんに叱られる! 「富士山」 昨日に続いて、5月2日(金)に初回放送された表記の番組についての感想・考察。 この日は、
放送では、日本人が富士山を好きなのは「徳川家のプロデュースに乗せられたから」が正解であると説明された。 今回の解説は静岡県富士山世界遺産センター教授の松島仁さんであったが、本題に入る前に、松島さんの肩書きが『教授』となっていたことに関連してこのセンターがどういう組織なのか調べてみた。 ということでウィキペディアを参照したところ、 2013年に「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」は世界文化遺産に登録された。世界遺産条約第5条(e)では、「文化遺産の保護、保存、整備の分野における全国又は地域的な研修センターの設置の促進並びにこれらの分野における学術調査」を奨励しており、この条項に基づき設立された。という記述があり、どうやら一般向けの観光施設ではなく、学術研究施設として位置づけられているようである。もっともこの施設に所属する教授・准教授に科研費申請資格があるのか、毎年、研究業績についての個人評価が行われているのか、などについてはよく分からなかった。 ※なお、館長は今年の3月までは遠山敦子さん、4月からは稲葉信子さんとなっていた。余談だが前任の遠山敦子さんの『「英語が使える日本人」の育成のための行動計画』はその後どうなったのだろうか。AIの想定以上の進歩によって、遠山プランが提案された頃とはずいぶん変わってきたように思うが。 元の話題に戻るが、松島仁さん&ナレーションによる解説は以下の通り【要約・改変あり】。
ここからは私の感想・考察を述べる。 まず上記で取り上げられた富士山のビューポイントについては、以下の2点に留意する必要があると思う。
このほか抜群の絶景としては、飛行機から見下ろすポイントがある。この場合、羽田方面行きは富士山の南側を通過し、あまり接近しない(たいがいは御前崎〜伊豆半島南部〜伊豆大島上空を通過)。いっぽう羽田から西日本に向かう便の航路は2通りに分かれる。このうち岡山行きや九州方面行きは富士山の真上もしくはやや北側を通ることが多いはずだが、必ず見えるわけではない。私が撮影できた最高傑作は、こちら。 このほか、南側を通過したこともあった。 次に、富士山が日本で一番高い山であると確認されたのはいつなのかCopilotに尋ねたところ、以下のような回答をいただいた。 富士山が日本最高峰として認識されるようになったのは、江戸時代の測量技術の発展によるものです。特に**伊能忠敬**が1803年に三角法を用いて測定した際、富士山の標高を**3927.7m**と算出しました。その後、測定技術の向上により、現在の標高**3776m**が確定しました。 さらに「竹取物語の作者は富士山が一番高い山であることを知っていたのでは?」と尋ねたところ、以下のような回答をいただいた。 興味深い視点ですね!『竹取物語』には、かぐや姫が月へ帰る際に帝へ「不死の薬」を残し、それを**「天に最も近い山」**で燃やすよう命じたという話があります。この山こそが富士山であり、物語の中で特別な存在として描かれています。 このほか富士山に関しては、「なぜ銭湯には富士山の絵が多い?」という話題もあり、2019年12月13日放送のチコちゃんの番組でも取り上げられた。諸説あるが、チコちゃんの番組では「最初に銭湯に絵を描いた人が静岡県民だったから」が正解であるとされていた。いっぽうCopilotではより多面的に分析した以下のような回答をいただいた。 銭湯の壁に富士山の絵が描かれる理由には、いくつかの文化的・歴史的背景があります。 |