じぶん更新日記1997年5月6日開設Y.Hasegawa |
花かんざし。 |
【思ったこと】 _00304(土)[因得]ネット用語について考える(3)空メイルの起源 数日前のことになるが、思考回路の志野さん(当該ページはこちら)、野生の雄叫び・吠えろゴリさん!のゴリさん(当該ページはこちら)が、「空メールありがとう」メールのことについて書いておられた。これを機会に私も、空メイル(※)について最近の考えをまとめてみたいと思う。 ※すでに何度かじぶんの日記にも書いているように、私は「mail」のことを「メール」ではなく「メイル」と表記している。これは自分が英語で発音するときに《ei》であることを忘れないために習慣づけをしているようなもので、他の方に押しつけるつもりはない。ちなみに2月の終わり頃にgooで検索したところでは、まず「空メイル」の定義だが、私の理解では、 1.本文(通信文)が空であるようなEメイル ということが本質であると思う。 しかし上記の定義だけでは、ストーカーが嫌がらせ目的で送る無言メイルもこれに含まれてしまう。ということで、さらに一般的な使われ方を定義に含めるならば、 2.HP開設者が設置したフォーム<FORM action="mailto...>という機能を使って送信する簡易型のEメイル。読者数の把握や読者の同定などが目的 さて、そもそも空メイルは誰がどういう背景のもとで発明したのだろうか。このことについて、パパは何でも知っているの、かなパパさんが「日記猿人における空メールの変遷」という別ファイルで経緯について述べておられる。それによれば、
2月20日頃に別テーマで論じたことがあるけれど、Eメイルには、郵便や電話と比べものにならない気軽さ、手軽さがある。とはいえ、通常のタイトル、通信文つきではそれなりの自己紹介、挨拶文も必要で、初対面の人には送りにくい。その点、単に押すだけで済むという空メイルボタンは、まことに便利。20世紀の大発明国内編に加えてもよいぐらいだと思う。 もっとも、気軽さ、手軽さがあるだけに、送信側も受信側もそれなりの注意が必要かと思う。 まず、送信側だが、同じ形のボタンをしていても、受け手側によって設置目的が著しく異なる場合がある。たくさん押してくれるのを喜ぶ人もいるし、「1日1回限り」とお願いしている場合もある。urlをつけてくれと希望する人もいれば、「urlつき空メイルは自分のHPの宣伝をしている」と感じる人もいる。受け手側に合わせることが肝要かと思う。 最近では「一行コメント付空メイル」フォームをつけている方もあるが、その書き込みにも十分な配慮が必要かと思う。いま某所で盛り上がっている?「S−H問題」なども、H側が誤解を招くような短いメッセージを送ってしまったことに一因がある。 もう1つ、空メイルボタンを毎日押しているからといって相手に認知されていると誤認しないことだろう。もちろん、丁寧にお礼メイルを送ってくれる人もいるけれど、単にボタン押し回数だけをチェックする人、なかには放置して、そのままゴミ箱に捨ててしまう人さえいる(私自身の場合は、とりあえず、空メイルボタン受信専用フォルダに保管させていただくが、url付の空メイルを貰ったからといってそこにアクセスすることは全くないし、知らない方から貰ったからといってそれ以上の詮索はしない)。 次に受信側だが、空メイルボタンとは言え、私信であることに変わりはない。「○○さんから空メイルをいただきました」などと日記本文や、なかには日記猿人の一行コメントで誇らしげ?に書く人がいるけれど、もしそういうことをするならば、事前に「ボタンを押した方のHNを公開することがあります」という一文をボタンのところに付記しておくべきだと思う。自分のHPに送信者のHNの一覧表を載せるのも同様だが、同名のHNも多数あるので、それが同定できない表示は好ましくないように思う。 このほか、「初めて押す方でHPをお持ちの方はurlも教えて」などと書く人もいるようだが、この場合は、ゲストブックを整備したほうがよいようにも思う。時間が無くなったので、とりあえずここまで。 |
【ちょっと思ったこと】
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【今日の畑仕事】
雨が降ったので何もできず。 |
【スクラップブック】
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