じぶん更新日記1997年5月6日開設Y.Hasegawa |
アパート下に咲いているペチュニア。今年の1月10日の日記で年越ししたことを伝えたが、2月〜3月の寒さにも耐え、夏中、花を咲かせ、今も衰えない。右は1月7日撮影の写真。 |
【ちょっと思ったこと】
初不参加の秋祭り 10/27夜は、子供会が御輿を担いだりだんじりを曳いて町内を練り歩く秋祭りがあった。この祭りには、岡山に引っ越してきた11年前から毎回参加してきたが、今年はとうとう4階のベランダからの見物となってしまった。 岡山に来た時は、息子はまだ幼稚園年中組であり、提灯を持って手をひきながら行列に参加した。小6の時は、ハッピを来て御輿をかつぐ役がまわってくる。そのハッピを脱いだ時が、実質上、子供会からの卒業となる。 昨年、今度は娘が小6となり御輿をかついだ。8月に足を怪我した私は、足をひきずりながらビデオをとった。 別段参加資格が無くなったわけではないのだが、夏休みのラジオ体操も同様で、自分の子どもたちが行かない行事には参加しづらくなる。このあたり、ある意味では煩わしさが無くなったとも言えるが、中学生以上は町内会行事には加わらないことが本当によいのかどうか、考えさせられるところでもある。 「カットのみ1000円、10分」の理髪店を初めて利用する 「1000円床屋」に行って来た。今年の8月、ラーメン屋の近くに開店[9/9の日記参照]したもの。岡山に住み始めてからはずっと馴染みの店だけを利用していた私にとっては初めてのことである。 1ヶ月ほど前に外から覗いた時は誰も姿が見えず、こりゃすぐに倒産するのではないかと思っていたが、今回入ってみたところ、5人ほどのお客が待っていた。こんな時、普通の床屋なら別の時間帯に出直してくるものだが、この店なら回転が早いはずだと、そのまま待つ。けっきょく15分ほど経って順番が回ってきた。 この床屋のキャッチフレーズは、
理髪業の同業組合に入っていない格安の床屋というのはこれまでもあったが、そういう店はたいがい、表には「1000円」の看板をデカデカと掲げておきながら、中にはいると、「総合整髪1500円(大きめの字)、カットのみは1000円(←やや小さめの字)」などと書いてあって、なんとなく騙された気分になることがある。「カットのみで結構です」などと言わない限りは、勝手に顔を剃られて「ハイ、1500円です」などと言われてしまうからだ。 その点、この店は、洗髪台もカミソリも置いていないのだから、明瞭そのものである。実際、私なども、こういう床屋ができることを待ち望んでいたところがあった。いくら丁寧に顔剃りをしてもらっても、翌朝にはまたヒゲを剃らなければならない。それと、その日の夜には自宅の風呂で洗髪をすることになるので、シャンプーは余計であり排水を増やすだけではないかと思っていた。そもそも、床屋が顔剃りやシャンプーをするという習慣は誰が始めたのだろうか。「アメリカンスタイル」というからには、少なくとも米国の床屋はカット専門ということだろうか。 そして何よりもありがたいのは、わずか10分という短さである。これまで、私は2〜3カ月に一度しか床屋に行かなかったが、その一番の理由は、待ち時間を含めて1時間以上をとられるのが時間の無駄であるという点にあった。ちなみに、今回の私の場合は、13分かかったが大した遅れではあるまい。 行く前に多少気になったのは、もみ上げ、襟足など、普通の床屋がカミソリを使うところをどう処理するのか(しないのか)という点であったが、小型の電気カミソリのようなもので手際よく剃ってくれた。 さて、こういう1000円床屋が急速に増え、おそらく、それを真似た競合店も増えていくようになると、創業何十年にも及ぶ伝統的な床屋さんは、おそらく大打撃を受けることになるだろう。もっとも、10/19の日記にも書いたように、最近では髪を染める日本人が非常に増えてきた。こういうニーズは1000円床屋では満たせない、となると、少なくとも、髪染め専門店として生き残ることはできるように思える。 |