じぶん更新日記1997年5月6日開設Y.Hasegawa |
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座主川(旭川からの用水)沿いに咲くムシトリナデシコ。別名ハエトリナデシコ、英名は「garden catchfly」という。大学構内では野生化している。小町草(コマチソウ)という呼び名もあるが、私の身近なところでは使われていないように思う。 |
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【ちょっと思ったこと】
アルゼンチンで島唄 昼食時に視たTV番組によれば、1993年にヒットした「THE BOOM」のヒット曲「島唄」が、アルゼンチンで「SHIMAUTA」として大人気。ワールドカップのアルゼンチン応援歌にもなるという。歌謡界に縁のない私には、「THE BOOM」とか宮沢和史とか言われても全く記憶が無いのだが、メロディだけはさすがに覚えていた。妻は歌詞を口ずさむことができた。今回カサーロ氏の歌は日本語の歌詞そのまま。アルゼンチン人にとって外国の歌詞であるということと、東洋的な三線(さんしん)の音が人気のヒミツかもしれない。なお、ネットで検索したところでは、カサーロ氏は、映画監督や喜劇俳優をつとめるなど、日本の北野武と言える存在であり、たまたま寿司屋のBGMとして流れたこの曲が気に入り、録音したテープで繰り返し練習したという。世の中、何が縁でヒットが生まれるか分からないものだ。歌番組の好きな娘のおかげでいま現在のヒット曲を聞かされることがたまにあるが、相変わらず訳のワカラン英単語の羅列と、お経なのかクツワムシだかワカランような曲には辟易するところがある。これをきっかけに、沖縄民謡ブームでもおこれば結構なことだと思う。 同窓生の消息 中国での事件や鈴木○男氏など、何かと話題の多い外○省。そういえば、中学・高校の同窓生であそこに入省した男が居た。どこぞの領事か、それともひょっとして各種疑惑がらみで左遷されているかと思って、Googleで「○○(←実名) 外○省」と検索してみると、.....うむ、左遷されるどころか、某大国駐在のの公使に出世しているではないか。よくぞあの荒波を乗り切ったものだ。 このことで思ったのだが、昔なら、同窓生の消息などというものは、同窓会費をきっちり払い、住所変更のたびに名簿係あてに届け出を出しておかない限りはすぐに不明になるものであった。じっさい、中学のクラス名簿では1/3近くが同窓会報が郵送できない「行方不明者」になっていると聞いた。ところが、今やネット検索ができる時代。官僚や大学関係、医師、企業の管理職などになると、実名を入れ、年齢から同姓同名者を除外するだけでほぼ確実に消息を把握できる。便利ではあるが悪用には気をつけたいものである。 寺尾の930敗 十両の寺尾関が前日の栃栄戦で右上腕の肉離れをおこし、公傷により休場することになった。この不戦敗により、通算黒星が930となり、大潮を抜いて新記録を達成したという。力士にとって黒星記録が名誉なものかどうかは分からないが、1場所15日、1年90日であることを考えると、よほどの実力が無ければ樹立できない偉業である。 寺尾関のことは2001年1月11日の日記で取り上げたことがあった。同年年1月19日の日記に記したように、1985年7月に科学博の一環としてポストカプセルという企画があった。その中に1985年秋場所の番付を入れておいたのだが、寺尾は当時、前頭二枚目の地位にあった。日記では当初「番付の中にはさすがに現役力士は居ない。」と記しておいたが、後日、指摘を受けて訂正。大相撲という、ケガがおこりやすく、負ければすぐ下に下がる実力の世界で、これほど長期間にわたってとり続けるのはたいへんな努力が要ると思う。御快復後はぜひとも「1000勝1000敗」に挑戦してもらいたいものだ。 |