じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
秋分の日前日(9/22)の彼岸花。9/15の日記に書いたように、今年はなぜか開花時期が早く、しかも雨が多かったせいで、お彼岸になったころには色あせてしまった。 |
【ちょっと思ったこと】
コース料理とバイキング 先日北九州に帰省した時、小倉伊勢丹の「野の葡萄」というバイキング式レストランで夕食をとった。案内にもあるように、和洋折衷の惣菜料理が多種類用意されており、お年寄り夫婦、若いアベック、子ども連れなど、いろいろな世代のお客で賑わっていた。単に多種類を用意するというだけでなく、『優康は食から』をコンセブトに有機・減農薬・無添加の素材に配慮しているということであった。 値段のほうは確か二千数百円。このことでふと思ったが、岡山発祥のベーカリーレストランも、二千円くらいからコース料理を提供している。この価格クラスのレストランでは、今後、バイキング式と、コース料理とどちらが繁盛していくのだろうか。 客層にもよるが、三世代で一緒に食事というような場合には、明らかにバイキング形式のほうが好まれると思う。多少のオプションはあっても、コース料理ではどうしても、好みに合わない品が含まれてしまう。バイキングなら、それぞれの世代の好みに合ったものが選べる。また私のように体脂肪が気になる場合は、コンニャク料理や豆腐料理を選ぶこともできる。 もっとも、「バイキング形式のお食事」も問題が無いわけではない。各人が好き勝手に席を立って料理を取りに行くので、店内全体が騒がしくなる。席に着いている時間は半分ぐらいなので、会話をする時間も限られる。会話の内容も「これ、美味しいよ」、「それ、どこにあった?」というように料理の話題ばかりになってしまう。 ということで、バイキング形式とコース料理のどちらが繁盛するかは、一概には言えない。たぶん両立可能だろう。但し、既存の店のタイプからみて、これからしばらくはバイキング型レストランの進出が続くことになるものと思われる。 中村選手の平泳ぎ 昨日に続き、19時30分からのアテネ・パラリンピックを観た。 女子200m自由形での成田真由美選手のダントツの金メダル(今大会3個目)もまことに見事だが、私が一番スゴイと思ったのは、男子100メートル平泳ぎ(運動機能障害4)で銅メダルを獲得した中村智太郎選手の泳ぎぶりであった。 ネットで検索したところ、yahooニュース(共同通信)の中に中村選手の紹介があり、それによれば、中村さんは生まれつき両腕がなく、幼児のころから「おぼれないように」という両親の勧めで地元のスイミングスクールに通い始めたということである。こちらには御所属の大学のニュースが掲載されていたが、人間学部心理学科ということだ。おやっ? 心理学専攻だったのか。 |