じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
大学構内の秋の実の2回目は、アオツヅラフジ。各種図鑑サイトによると、雌雄異株の落葉ツル性木本。 |
【ちょっと思ったこと】
巨大トカゲ、ついに岡山上陸を予想される 10/12の日記で言及した台風23号(アジア名:トカゲ)が、少しずつ進路を東に変え、日本に向かう気配を見せている。米軍合同台風警報センターは、当初、台湾中部に上陸するとの予想を出していたが、16日6時時点では鹿児島から愛媛、そして16日18時時点では、なっなんと、足摺岬〜高松〜岡山〜能登半島を通る予想となっている。もっとも、米軍の予想進路というのは、単に、最も確率の高い予想位置を線で結んだだけに過ぎず、まさにトカゲのしっぽのように刻々と向きを変える。10月9日の日記に示したように、先日の台風22号の時にも予想方向にはかなりの変動があったので、あくまで参考程度にとどめておいたほうがよさそうだ。なお気象庁は、東シナ海中部を中心とする予報円まで描いているが、そこから先の進路については17日6時現在ではまだ予報を出していない。 ちなみにこの23号は、発生当初はオーストラリア大陸に匹敵するほどの巨大な雨雲をまとっているように見えたが、それらを巻き込むにはエネルギーが足りなかったのか、超大型級には発達しなかった。そうは言っても、17日6時現在で中心気圧940hPa、暴風半径220kmというから、非常に強く、かつ大型台風であることには変わりない。 さて、気象庁は16日、ミクロネシアのトラック諸島の北東約500kmの海上で、熱帯低気圧が台風24号になったと発表した。こちらの台風のアジア名は「ノックテン (NOCK-TEN)」、これはラオスが提案した名前で「鳥」に由来するらしい。もっとも、英語で「nock」と言えば「矢を弓につがえる」という意味が出てくる。「TEN」は「10」月にも、「10」回目の上陸にもつながる。しかし、10月の下旬にそんなにいっぱい台風が来るとは思えないなあ。 受動喫煙防止に無配慮なラーメン屋 すでに施行されている健康増進法25条では 学校、体育館、病院、劇場、観覧場、集会場、展示場、百貨店、事務所、官公庁施設、飲食店その他多数の者が利用する施設を管理する者は、これらを利用する者について、受動喫煙を防止するために必要な措置を講ずるよう努めなければならない。と定められている。私がたまに利用するレストランは、すでに全面禁煙、もしくは、分煙に対する配慮がきっちりなされているのだが、ラーメン屋だけはなぜか例外のようだ。 土曜日の夜に家族で行った近くのラーメン屋(正確にはちゃんめん屋)では、私の後ろ側のボックス席に座っていたカップルがもうもうと煙をくゆらせ迷惑だなあと思っていたところ、こんどは前側のボックス席にやってきた家族連れのお父さんが、子どもたちの目の前で、さっそくタバコに火をつけていた。前と後ろから煙攻めにあったのではたまらない。息苦しくて、ちゃんめんも満足に口に入らなかった。 ラーメン屋が全面禁煙あるいは分煙にできないのはたぶん、客層によるのではないかと思う。タバコが苦手のお客が来なくなっても、それを上回る喫煙者が店に入れば経営が成り立つという考えなのだろう。アンケート用紙が置いてある別のラーメン屋で、私はもう5年以上前から「禁煙コーナーをつくってほしい」と要望を書き続けているのだが、いっこうに改善されない。店内はL字型になっているので、どちらか一方を禁煙にすることはそんなに難しく無いとは思うのだが。 そんななか、先日、夫婦でたまたま立ち寄った豚骨ラーメン屋は珍しく全面禁煙となっていた。これは画期的なことだと大いに賞賛したのだが、私自身は基本的に醤油ラーメン派であり、家族のリクエストが無い限りは豚骨ラーメンや、ちゃんめん屋には行くことがない。残念なことだ。 ま、店の方針がどうあれ、喫煙者が全員、受動喫煙防止に配慮してくれればそれで済むことでもある。しかし、テーブルに灰皿があればどうしても誘惑に負けてしまうのだろう。受動喫煙防止は喫煙者のマナーの問題だなどと言う人がいるが、私はそれには限界があると思っている。喫煙者が禁煙エリアでタバコを吸わないのは、単にそれが禁じられているからである。心の底から受動喫煙防止が必要だと思っている喫煙者は、禁煙の表示があろうとなかろうと、飲食店内でタバコなど吸うはずがないのだが、そういう気配りができる人はきわめて少数。だからこそ、法律に基づく喫煙規制が必要になってくるのだ。 |