じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

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[今日の写真]  今回の旅行で、持って行ってよかったと思ったもの。
  1. ウェットティッシュ:チベットの公衆トイレは99%水が出ない。また、脂っこい料理が多いので、食事後に手がベトベトになる。1回1枚使えば十分となるような大サイズのものがよい。
  2. 非常灯:テント泊は無かったが、ラサのホテルで突然全館停電となった時には非常に役立った。豪華ホテルであっても、手の届くところに常に小型の懐中電灯を置いておくと安全。
  3. 携帯型老眼鏡:私の場合、これが無いと出入国カードにサインもできないし、搭乗券の座席番号さえ分からない。
  4. ビタミンCの喉飴(ノンシュガー)。海外旅行には毎回持参する。これを舐めているせいか、旅行中に風邪を引いたことがない。但し、オーストラリアに持って行く時は、税関で正直に申告すべし(オーストラリアでは食料品の持込は原則禁止。しかしこれまでのところ、許可されている)。また、「ノンシュガー」品に使われている甘味料は体質によっては消化不良を起こすことがある。
  5. サングラス:多少まぶしいくらいのほうが瞳孔が収縮して、紫外線防止にはよいらしい。
  6. リップクリーム。指のささくれにも塗るとよい。
  7. 日焼け止め。チベットでこれをつけないと大変なことになる。
  8. 高度計。写真に写っているのは25年前に買ったものだが、4500mまでしか計れない。チベットに行くなら6000m計が必要。
  9. 静電気放熱グッズ。空気が乾いていることと厚着をしているため、時々放電しないと、ビリッとくる。
  10. プラスチックのナイフ。機内食についてくるナイフなら、セキュリティチェックで引っかかることもない。果物の皮をむくのに便利。
  11. デジカメ用充電池。240Vでも使えるので便利。
  12. 「ハ」の字型のコンセントアダプター。今回利用したホテルでは大部分、日本のプラグ(「||」型)がそのまま差し込めるようになっていたが、一部、「ハ」の字型のみ対応というコンセントもあった。地方によっては「・・」型(丸芯2個)しか差し込めないところもある。
 なお、今回のトレッキングはせいぜい4時間以内であったため、特別の登山用衣類は購入しなかった。私の場合は、ホームセンターで買った防寒長靴(但し、作業用の丈夫なもの)、防寒ズボン、防寒ヤッケで間に合わせた。何日も山歩きするような場合はこれではダメで、ちゃんとした登山靴、登山用ズボン、登山用ヤッケなどを用意する必要あり。


1月9日(日)

【ちょっと思ったこと】

マックホルツ彗星3回目と投稿画像

 1月9日の夜もマックホルツ彗星を双眼鏡で確認することができた。これで3回目。プレヤデスからはかなり離れており、初めて探す人は迷うのではないかと思う。

 アストロアーツの投稿画像のほか、米山さん千村さん怪鳥さんの日記などから、それぞれの方が撮影した写真を閲覧することができる。

【思ったこと】
_50109(日)[一般]今さらながら新年の抱負など(2)やはり健康が第一

 昨日の続き。自分自身に関して一番大切なものは、やはり健康ではないかと思う。幸い、ここ数年間は風邪で寝込んだことがない。正月の旅行でも風邪気味の参加者が複数おられたが、感染することはなかった。しかし、お産の時以外は一度も入院したことが無かったという私の母などは、60歳の時に癌で亡くなっている。検査をしてみたらもはや手遅れという状態であったことを考えると、人間、今の健康が万全であるというだけでは、将来もずっと健康で過ごせるということの保証には全くならないように思う。

 とはいっても、新年の決意として何か新しい健康法を始めようというつもりはない。過去数年間を振り返ってみると、規則正しい日課(規則正しい食事と、十分な睡眠、決まった時間帯におけるWeb日記執筆)が健康には一番プラスになっているようだ。また、ダイエットにはあまり効果が無いが、1日2回、朝食前と夕食後の散歩は、基礎体力づくりにはけっこう役に立っているようだ。今回のチベット旅行で、標高5000mのハイキングを楽しむことができたのも日頃のウォーキングの成果であるかもしれない。ということで、これからも同じペースで続けていくことにしたい。

 最後に仕事面の抱負ということになるが、こちらも特に決意というものはない。2003年10月8日の日記に書いたようなことを粛々と実行していくだけである。

 人間の行動を料理に例えるならば、心理学というのは美味しい料理法の開発のようなものだと思う。料理は、素材と調理法で決まるが、人間の場合、素材を活かすことはできても取り替えることはできない。素材の微妙な違いにこだわっても、取り替えることができなければどうしようもない。それよりも、調理の段階で腕を振るうことに重きを置いたほうがよい。

 これまでの研究の成果として、我々が使える調味料にどういうものがあるか、煮込んだり炒めたりすることでどう変化するかといった基本知識はすでに得られているものと私は考える。しかし、単一の調味料だけで美味しい料理を作ることはできない。具体的な素材に対して、こういう料理ができるという実践例を重ねていくことがこれからの心理学の中心課題になるのではないかと私は思っている。

 その場合、たまにはプロの料理を賞味することも必要であろうが、料理法そのものは誰でも手軽に学べるものでなければ意味がない。心理学にもいろんな分野があるし、他の心理学者のことをとやかく言うつもりはないけれど、私自身は、手軽な料理法を広めることを第一に考えていきたいと思っている。