じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
【ちょっと思ったこと】
マックホルツ彗星3回目と投稿画像 1月9日の夜もマックホルツ彗星を双眼鏡で確認することができた。これで3回目。プレヤデスからはかなり離れており、初めて探す人は迷うのではないかと思う。 アストロアーツの投稿画像のほか、米山さん、千村さん、怪鳥さんの日記などから、それぞれの方が撮影した写真を閲覧することができる。 |
【思ったこと】 _50109(日)[一般]今さらながら新年の抱負など(2)やはり健康が第一 昨日の続き。自分自身に関して一番大切なものは、やはり健康ではないかと思う。幸い、ここ数年間は風邪で寝込んだことがない。正月の旅行でも風邪気味の参加者が複数おられたが、感染することはなかった。しかし、お産の時以外は一度も入院したことが無かったという私の母などは、60歳の時に癌で亡くなっている。検査をしてみたらもはや手遅れという状態であったことを考えると、人間、今の健康が万全であるというだけでは、将来もずっと健康で過ごせるということの保証には全くならないように思う。 とはいっても、新年の決意として何か新しい健康法を始めようというつもりはない。過去数年間を振り返ってみると、規則正しい日課(規則正しい食事と、十分な睡眠、決まった時間帯におけるWeb日記執筆)が健康には一番プラスになっているようだ。また、ダイエットにはあまり効果が無いが、1日2回、朝食前と夕食後の散歩は、基礎体力づくりにはけっこう役に立っているようだ。今回のチベット旅行で、標高5000mのハイキングを楽しむことができたのも日頃のウォーキングの成果であるかもしれない。ということで、これからも同じペースで続けていくことにしたい。 最後に仕事面の抱負ということになるが、こちらも特に決意というものはない。2003年10月8日の日記に書いたようなことを粛々と実行していくだけである。 人間の行動を料理に例えるならば、心理学というのは美味しい料理法の開発のようなものだと思う。料理は、素材と調理法で決まるが、人間の場合、素材を活かすことはできても取り替えることはできない。素材の微妙な違いにこだわっても、取り替えることができなければどうしようもない。それよりも、調理の段階で腕を振るうことに重きを置いたほうがよい。 これまでの研究の成果として、我々が使える調味料にどういうものがあるか、煮込んだり炒めたりすることでどう変化するかといった基本知識はすでに得られているものと私は考える。しかし、単一の調味料だけで美味しい料理を作ることはできない。具体的な素材に対して、こういう料理ができるという実践例を重ねていくことがこれからの心理学の中心課題になるのではないかと私は思っている。 その場合、たまにはプロの料理を賞味することも必要であろうが、料理法そのものは誰でも手軽に学べるものでなければ意味がない。心理学にもいろんな分野があるし、他の心理学者のことをとやかく言うつもりはないけれど、私自身は、手軽な料理法を広めることを第一に考えていきたいと思っている。 |