じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

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[今日の写真] [今日の写真]  こちらにも紹介しているように、岡大構内は緑がいっぱい。それゆえ、アングルをうまく選ぶと、道路や建物や車が隠されて、どこかの高原や森林地帯に居るような写真を撮ることができる。写真左は、ネコを撮ろうとした時に偶然に映っていた景色で、どこかの森への入り口のように見える。実際は写真右のように、キャンパスの平凡な一角に過ぎないのだが。

 高原地帯をイメージさせるような写真としては、このほか などがある。これからも、大学構内の隠れた「高原風景」探しを楽しみたいと思っている。


6月1日(水)

【ちょっと思ったこと】

地震予知は当たったのか

 少し前に揺れる?民間研究者「6月1日までに南関東圏でM7」というネットニュースが流れ、一部の人々に不安を与えていた。実際には「5月27日±4日」、「規模はM7.2±0.5」に該当する大地震は起きず、「予知」は外れたかのように見えた。

 しかし、SankeiWebの6月1日記事によれば、その翌日の6月1日午後8時44分ごろ、東京都と神奈川県で震度3の地震があった。午後7時6分ごろと7時40分ごろに震度2、同10時2分ごろにも東京・大手町で震度1を観測した。東京では約3時間に計4回で、気象庁地震火山部は「連続して起きたのは珍しい」と話しているとか。うーむ、6月3日からは往復とも東京経由で出張の予定があるのだ。なんとも気になる話である。

 ところで、民間研究者による地震の「予知」などというと、どこかの新興宗教の教祖か占い師の思い込みによるものだと考えがちであるが、zakzakで報じられた天文台は、超新星を14個も発見している実績のある天文台であるようだ。超新星を発見された串田麗樹(くしだれいき)さんと、地震予知の串田嘉男(くしだよしお)さんはどういうご関係かと思ってウィキペディアで調べたら、なっなんとご夫婦であった。このことを含め、ウィキペディアに詳しい解説があったのでご参照いただきたい。
串田の地震前兆検知実験と、他の多くの「地震予知実験」との違いは、予測と結果が異なった場合でも、その原因を検証し次回への資料として公開していることである。この点においては、毎日のように「大型地震の前兆か?」などと言った見出しの予測を垂れ流し、地震が発生すると的中したと騒ぎ立てる自称地震予知研究家とは大きく異なり、観測結果は学術的に評価対象となり得るものとなっている。






ノーネクタイの2つの理由

 5月24日の日記でもふれた中央省庁の「ノーネクタイ、ノー上着」による夏の軽装運動がいよいよ6月1日より始まった。

 同じ日には、文学部案内冊子掲載用の集合写真の撮影が行われたが(もともと5月25日に予定されていたのだが全員が集まらなかったので撮り直し)、その時の男性教員の服装は
  • Yシャツ & ネクタイ 上着着用 1名
  • Yシャツ & ネクタイ 上着無し 1名
  • 開襟シャツ 1名
  • ポロシャツに上着 1名
  • ポロシャツ 1名(←私)
  • インドネシアで買ってきたアロハシャツ着用 1名
ということで、バラバラであった。それぞれの教員の個性が反映されていて、なかなかよい写真になったと思う。

 私自身はこれからもノーネクタイで通すつもりだ。6月5日には某学会で口頭発表会場の座長をつとめることになっているが、この時もネクタイは着用しない。そうそう、次回、私のところで年次大会を開催する時には、「強制はしませんが」という断り書きつきで軽装参加を呼びかけることにしよう。

 ところでこのノーネクタイ化の理由だが、もともとは職場の冷房温度を28度まで上げ、地球温暖化防止に役立てようという試みであったはずだ。しかし、6月1日の各種報道によれば、
  • 小泉首相:「ネクタイしないのが楽でいいですよ」
  • 細田官房長官「省エネ、地球温暖化対策に取り組んでもらいたい。冷房病を防ぐ健康上の利点もある。幅広く定着することを望む」
  • 自民党・武部勤幹事長:「僕は首が太く、ネクタイを締めるとつらいから楽」と語ったが「やっぱりまだ抵抗感ありますね」。
というように、省エネの効果ではなく、「楽である」、「冷房病を防ぐ」といった効用を説く声も上がっている。

 このうち、もし「楽である」ことの利点を説くのであれば、ノーネクタイは何も夏期に限る必要はない。首が太くてネクタイを締めるのが辛い人は、一年中ノーネクタイで通せばよいのではないだろうか。




あなたは説明できますか?

 夕食時にTBS系知ったかぶりクイズ!あなた説明できますかという番組の一部を視た。

 日常生活で何気なく使っている「似たような言葉」の違いを説明できるか?という趣向のクイズ。「チャックとファスナーの違い」は知っていたが、「ギョーザとワンタン」、「糸こんにゃくと白滝の違い」、「クッキーとビスケットの違い」などはかなり勘違いしていたようだ。

 ちなみに、「糸こんにゃくと白滝の違い」の説明のところで、こんにゃくというのは実はひじきなどの海藻で「着色」しているのだということを知った。白いこんにゃく(もしくは糸こんにゃく)というと何となく漂白していて有害であり、色のついたこんにゃくのほうが自然色で安全であるように思っていたが、現在の製法(生芋からではなく、製粉化されたこんにゃく粉から作る)では、こんにゃくの色はもともと白い。こんにゃくについてのよくある質問(共栄蒟蒻株式会社)に詳しい説明があった。