じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
ブラシノキ(カリステモン) 5月26日の日記に写真を掲載しているので、今年2回目の開花ということになる。ネットで検索しても、花期は5〜7月となっており、この時期になぜ咲いたのか謎である。。 |
【ちょっと思ったこと】
“喫煙率29% 6年連続減少”と言うけれど 10月19日朝のNHKおはよう日本によれば、タバコを吸う人の割合は29.2%、6年連続で減少し過去最低を更新したという。 この調査はJT・日本たばこ産業が今年の6月に全国の成人1万6000人を対象に行ったもので、回答率は65%。それによれば、たばこを「毎日吸う」あるいは「時々吸う」と答えた人の割合は、
以上の数値だけを見れば、「日本の喫煙者は増えてはいない」もしくは「日本の喫煙者が増えているということを示す証拠は見当たらない」と解釈することはできる。しかし、逆に、「喫煙者は減る傾向にある」とまで言えるかどうかは疑問である。 まず、数値を見て妙に思ったのは、もし男女同数に調査し、男性45.8%、女性19.8%という結果が出たのであれば、全体の平均値は、 (45.8+19.8)÷2=32.8% になるのではないかということだ。であるなら、日本人全体の喫煙率はまだまだ3割未満にはなっていないはずだ。なお、こちらの調査速報によれば、平成17年5月時点の日本の総人口(カッコ内は日本人人口)は男性が62185千人(61488千人)、女性が65347千人(64533千人)、合計127532千人(126021千人)となっている。この比率で重み付けしたのか、単に女性のほうが回答率が高かったためなのかは不明だが、本当に喫煙率が3割未満と言えるのかどうかは慎重に判断する必要がある。 次に問題となるのが、女性で20代と30代の喫煙率が最も高いという点である。若い世代において喫煙率が高いという傾向が続けば、女性全体の喫煙率は増えることはありえても減る方向には向かわない。その点、男性20代の喫煙率が30代より少ないというのは望ましい傾向であると思う。 ニュースでは、喫煙率が「減少傾向にある」理由としてJTは
ちなみに私の大学では、館内禁煙が徹底している。しかし、喫煙コーナーが限定されたことで、そこに座ってタバコを吸いながら談笑するという機会が生まれ、タバコをやめられない学生を増やしてしまっている可能性もあるように思う。つまり、誰かとしゃべりながら休息したいという学生は、とりあえず「タバコを吸いに行く」という名目でその喫煙場所に行く。そこで煙にふれることでますますタバコを吸うという悪循環が生まれる恐れがあるのだ。 そういう意味では、長時間くつろげる場所を喫煙コーナーに設定すべきではない。ゴミ集積所の隣とか、ヤブ蚊がたくさん飛来してくる場所を指定しておいたほうが、禁煙・節煙増進には有効であろう。 |