じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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[今日の写真]
大学構内の「枯山水石庭」。会議が終わってたまたま通りかかったところ、ちょうどいい具合に西日があたっていて、波模様のコントラストが美しかった。後ろの建物と自転車が無ければ、京都の有名寺院の石庭と間違えてしまいそうな光景。


2月13日(月)

【ちょっと思ったこと】

井上玲奈選手の演技を生中継で

 昨日の日記で、12年ぶりに五輪出場を果たしたフィギュアスケートの井上玲奈選手のことを書いた。

 前夜にDVD録画予約を入れてあり翌日の朝に見ようと思っていたのだが、実際に演技が始まったのは5時40分すぎからだった。早朝前の散歩に出かける支度をしていたところであり、全く偶然に、生中継で最高の晴れ舞台を拝見することができた。

 残念ながらトリプルアクセルは転倒してしまったが、素早く立ち上がり、全体の流れを損なうことなく最後までベストを尽くした。失敗して残念というよりも、転んでもすぐに起き上がれたということのほうに大きな意味があったように思う。スノボやスケート500m男子の結果が不振だったこともあって、14日朝の民放ではどうやら井上選手の話題が大きく取り上げられそうだ。興味本位にあれこれ「秘話」を紹介するのではなく、素直な感動を大切に扱ってほしいと思う。

 フィギュアスケート・ペアはその後6時台まで生中継が続いていた。最後に出場した中国の張丹 ・張昊のペアでも転倒のアクシデントがあった。脚を傷めてしまって続行は無理かと思われたが、しばらく中断したあと演技再開、銀メダルを獲得したのもなかなか感動的だった。

 日本人選手の不振はまことに残念ではあるが、とにかく選手個々人にはトリノにたどり着くまでにそれぞれのストーリーがあり、国籍の違いによってその価値は低められるものではない。