じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
シラー。放っておいてもよく育つが、こんもりした王冠型の花を作るには手入れが必要。写真は散歩道沿いに咲いていたものだが、近所のおばあさんが念入りに世話をされている。大学の講義棟前のシラーは昨年よりは一週間ほど開花が遅くなったようだ。
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【ちょっと思ったこと】
早くも梅雨模様 奄美地方は5月13日、沖縄地方は14日、と梅雨入り宣言が聞かれるようになったが、気象衛星画像を見ると日本の南部から台湾方面までしっかりとした雨雲が連なっており、本州南部でも梅雨空が続くようになってきた。昨年の場合、3〜6月の岡山市の雨量はそれぞれ、56mm、32mm、50mm、24mmと少雨傾向が続いていたが、今年は3月が81.5mm、4月が113.0mmと昨年を大幅に上回り、さらに5月も15日までの半月で47mmを記録している。これまでのところ水不足は無さそうだが、ひょっとして6月中に梅雨明けなんていうこともアリかも。 ところでこの時期になると、昼間はツバメ、夕刻はコウモリを多数見かけるようになる。ツバメのほうは例年通りに活発だが、コウモリはまだ一頭も見ていない。何か異変が起きたのだろうか。 大相撲、いよいよ「白都」時代か 大相撲五月場所は、朝青龍の休場でかえって優勝争いの興味が増してきた。九日目終了時では1敗に千代大海、白鵬、雅山の3力士、2敗には魁皇、朝赤龍、旭鷲山、把瑠都、さらに3敗には琴欧州、普天王、白露山、岩木山、北勝力の4力士が続いている。このうち、日本人では千代大海、雅山、魁皇の活躍ぶりが目立つが、いずれもすでに絶頂期を過ぎた力士たちであって、残念ながら目を見張るような力の伸びは期待できない。 そのいっぽう、早くも本命と言われているのが白鵬である。白鵬は弟子入り当時は身長175cm、体重は68kgで、力士としては小柄なほうだっが。それが今場所には、身長192cm、体重152kgまで成長したというのだからスゴイ。このあたりの経緯はウィキペディアにも紹介されている。 幕内で活躍していた旭鷲山の誘いを受け、2000年10月25日に6人のモンゴル人と共に来日。大相撲入りを目指して大阪の摂津倉庫で相撲を習っていた。猛虎浪、大想源、大河の入門が決まるなか、小柄だった彼を受け入れてくれる部屋は最後までなかった。失意の帰国前日12月24日、彼を哀れんだ旭鷲山が師匠である大島(元大関旭國)と会食中に相談し、大島は友人であった当時の宮城野(元前頭竹葉山、現熊ヶ谷)に受け入れを申し入れる。...今場所に関してはまだまだ幕内優勝には程遠いと見られているものの、早くも大関、横綱候補と目されているのが西前頭11枚目の把瑠都である。身長197cm、体重164kgという巨体には、身長184cm、体重140kgの朝青龍も手を焼くことだろう。 けっきょく、これから先しばらく、大相撲は、朝青龍、白鵬、琴欧州、把瑠都の4力士中心の展開となりそう。いっぽう日本人力士は脇役とならざるをえない。高見盛や北桜のようなパフォーマンス以外には、これといって注目が集まらないのはまことに残念である。 |