【ちょっと思ったこと】
牛丼ひっくり返し初体験
昼食時に生協食堂で牛丼を受け取ろうとした瞬間に手を滑らせて丼ごとひっくり返してしまった。生協食堂を利用するのは学生時代から数えれば35年以上に及ぶが、丼やお皿を受け取り損ねるという体験は初めてのことであった。カウンターに飛散した中味は職員の人が直ちに拭き取って、改めてどんぶりを提供してくれた。
そう言えばこの日は、学会年次大会準備のため、朝から、ポスター発表用の掲示板をリヤカーに乗せたり、古いOHPを3台も借り出して映り具合をチェックしたり、配布書類の入った段ボール箱を車に積み込むなど、腕を酷使した。自分では気づかなかったが、指と腕の筋肉が相当にマヒしていたようだ。もっとも幸いなことに、翌朝(3日)には特段の筋肉痛は無かった。
学会年次大会準備あれこれ
ということで、6月3日から4日まで、人間・植物関係学会2006年大会(岡山大会)が開催される。この種の大会の実行委員長をお引き受けするのは、2003年の行動分析学会年次大会以来2回目である。準備の際の感想をいくつか。
- OHPの手配に奔走
今回の大会の口答発表は、すべてOHP(オーバーヘッドプロジェクター)を使用することになっている。最近ではノートパソコン&ビデオプロジェクターを設置してパワーポイントファイルなどを投影するのが一般的となっているが、学会の方針ということで、例年通りOHPのみ使用可という方針になった。
ところが、私の学部ではもはやOHPは前世紀の遺物となっている。というか、いくつかの教室では反射型のOHP(本や印刷物がそのまま投影できるタイプ)が頻繁に使われているのだが、それらは固定されていて移動することができない。
2週間前に古いOHP3台をチェックして、うち2台が使えることを確認しておいたのだが、前日に会場で電源を入れてみると、その2台のうち1台はどうやってもランプが点灯しなかった。最後の1台も相当に古く、口答発表の最中にランプが切れて進行不能ということにもなりかねない。やむをえず生協にレンタルを申し込んだが、レンタル料5000円プラス運送料2500円が必要とのこと。土壇場で思いも寄らぬ出費となった。
- クールビズどうする?
クールビズが推奨されており、学生アルバイトにもそのことを伝えてあるのだが、参加者はどういう格好で来られるのだろうか。私自身は1日目は、講演者、理事、さらには学長が来られるということもあり、背広・ネクタイ着用で陣頭指揮をしようと思っているところだが、できれば2日目は軽装に切り替えたいところだ。
- 経費節減策
前回は、もう少し規模が大きかったこともあり、ホール内の吊り看板、建物入り口の案内看板を注文したり、インスタントコーヒーや紅茶の無料提供サービスを行ったところであるが、今回は、当日参加者が少ないと赤字になる見通しということもあって、看板はすべて自前、飲み物提供は、大型ペットボトルのウーロン茶のみに限定した。
- 愛煙家には一切配慮せず
前回は、建物の入り口近く(屋外)に、アウトドアタイプのテーブル、灰皿、折りたたみ椅子を設置し愛煙家の喫煙に配慮したが、今回はそのような手間はかけず、
岡山大学構内のすべての建物内は禁煙となっています。どうしても吸われたい方は、ポケット灰皿などを携帯し、屋外の人通りの無い場所で喫煙なさってください。少し前に、タバコ吸い殻のポイ捨てが原因で枯れ草が燃えるという事件が発生しております。こうした火災防止のほか、学内美化のためにも、吸い殻のポイ捨ては絶対におやめください。
という案内文を入れるにとどめた。とにかく建物内での喫煙は一切お断り。いっぽう、建物の外でタバコを吸いたいという人は、自分の責任でポケット灰皿などを用意するか、少し離れた所にある指定喫煙所まで足を運んでもらえばよい。わざわざアルバイトを動員して、大会用の喫煙コーナーを設置する必要など全く無いはずだ。
ということで、6月3日は朝8時に出勤。研究室で残りの資料やノートパソコンを積み込んでから、会場の解錠、準備作業に取りかかる。懇親会が終わる21時までの長い一日になりそう。
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