じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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[今日の写真] イチョウ並木の根元で見つけた、イチョウの子どもたち。雌木の根元に散らばっているギンナンの中から発芽している。もっともこれらの苗はじきに刈り取られてしまう。並木を構成する大木に成長できる確率はゼロに等しい。



6月24日(土)

【ちょっと思ったこと】


サッカーは面白いスポーツか?

 日記書きの知り合いにサッカーファンがたくさん居るのであまり過激なことは書けないが、私個人はサッカーというスポーツのどこが面白いのかさっぱり分からない。日本国民の一人として日本チームを応援したいという気持ちはあるけれども、一次リーグ敗退が決まった今、なぜ、NHK総合で、定時放送を変更してまで他国どうしの試合を生中継するのか、そこにどれほどの公共性があるのか、あっこれは、サッカー自体ではなくてNHKの放送姿勢の問題であるが、とにかく、TV番組の中ではNHKを視る比率が圧倒的に多い私としては、中継やハイライトばかり視させられるのはうんざりだ。梅雨前線に伴う大雨情報や、「テポドン2号」の発射準備のほうがよほどの重大事ではないかなあ。

 サッカーのように、同じエリアで2チームがボール(もしくはそれに代わるモノ)を奪い合い、相手方のゴールにシュートすることをが目的とするスポーツとしては、ラグビー、アメフト、バスケットボール、ホッケー、アイスホッケー、ハンドボール、水球、ラクロス、...などたくさんあるが、その中でサッカーが飛び抜けて面白いというようには思えない。

 私がサッカー観戦を好まない1つの理由は、いつゴールになるのか予測できず、試合中ずっとテレビから目が離せないということにある。野球だったらば攻守交代があり、見どころがちゃんとあるので、その部分だけを注目すればよい。大相撲も同様だ。サッカーの場合もゴール直前では盛り上がるが、ちょっと目を離すと攻守が入れ替わっていたりする。トイレに行くことさえできない。

 もし、好き勝手にルールを作り替えてよいというなら、こんなふうにすれば、もっと、じっくりと観戦できるのではないかと思う。
  • 野球のように、攻守交代制にする。
  • 攻める側は、自陣からボールを蹴り出して、たとえば5分以内にゴールをめざす。5分以内にゴールできなかったら1イニング終わり。
  • 守る側の選手は5人くらいに減らす。自陣内には副キーパー2名を配置して、守備に徹する。
 こうすれば、それぞれのイニングで、攻守のチームプレイのプロセスが明確になり、個人技も冴えるはずだ。

 ※サッカーが1つだけ素晴らしいスポーツだと思うのは、アメリカが世界一ではないということ。世界地図上でどこにあるのかも知られていないような国でも、サッカーで勝てば注目される。アメリカは必ずしも世界の中心ではない、ということを知らしめる上ではW杯にもそれなりの意味があるかもしれない。

6/25追記]aozora21さまより、上記の条件を満たすスポーツとして「フットサル」があるのではないかとの御指摘をいただきました。だいぶ以前、テレビで、壁の跳ね返りを利用する室内サッカーを紹介していたことがあり、それを「フットサル」と呼ぶのだと思っていたのですが、その後いろいろとルールが改正されたみたいですね。