じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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[今日の写真]
9月3日に大阪で撮影した写真の第3弾。セミナーが開催されたビルのトイレの案内板は、男性用と女性用が全く同じ形のアイコンになっていて、「男性用=青、女性用=赤」で区別されていた。

若干気になったのは、色覚障害の方にはどう配慮しているのだろうかということ。それと、「男性用=青、女性用=赤」だけで区別するというのは、カスタネットの色を「青=男子児童用」、「赤=女子児童用」と区別するのと同じ発想であり、ジェンダーという観点から問題があるようにも思う(2002年5月31日の日記参照)。

 写真下は、岡大構内で撮影したトイレマーク。これは色と形で区別しているが、色のジェンダーに加えて、「男性=ズボン、女性=スカート」という別のジェンダーの問題が出てくる。けっきょくのところ、マークだけで男女を区別する方法はジェンダーフリーと両立しないということか。←「男性=♂」、「女性=♀」とすればよいかも。




9月9日(土)

【ちょっと思ったこと】

公共放送失格の巨人×ヤクルト戦中継

 9月9日(土)夜、NHK総合テレビで巨人×ヤクルト戦の中継が行われていた。放送は18時10分から18時45分までと、19時30分から21時30分までとなっていた。たまたまスイッチを入れた18時59分頃にも放送されていた。

 公共放送を標榜するNHKがプロ野球中継をすることについてはこの日記でもたびたび批判してきたが、今回も同様。受信料の無駄遣いも甚だしい。

 高校野球の決勝戦や世界野球選手権大会ならいざ知らず、リーグ優勝から完全に見放された両チームの対戦を中継するために高額な放送権料を支払うというのはどういうことだろうか。

 ちなみに、この日の新聞テレビ欄には

残り20試合 全国のGファンに意地を見せられるか巨人▽Aクラス確保めざすヤクルト

というキャッチフレーズがあった。Gファンに巨人の意地?を見せることがどうして公共的と言えるのか! 受信料負担者にちゃんと説明をしてもらいたいものだ!




残暑が応える

 9月9日の岡山は、最高気温31.6度、最低気温26.2度と、真夏並みの暑さになった。9月10日の朝も熱帯夜が続いている。9月5日に、最高気温が23.0度(朝9時以降では21.8度)、最低気温は20.1度という涼しさを体験しただけに、この暑さは身体に応える。

 9〜10日は夜中に寝苦しくなり、久しぶりにエアコンのスイッチを入れた。熱帯夜というのはよく言ったもので、25度をちょっとでも越えるととたんに寝苦しくなる。

【思ったこと】
_60909(土)[旅行]アルプス3大名峰ハイキング(3)「入ぇれん」 と 「駄〜目ン」

 本日の写真のところに、男女別を示すアイコンの写真を掲載したが、スイスのドイツ語圏ではこの種のアイコンが使われておらず、ドイツ語だけで表示されている場合が少なくない。

 少し前に、楽天版じぶん更新日記のほうに、グリンデルワルトのホテルでセレブな気分という写真を掲載したことがあったが、じつはここで、女性更衣室に入るというとんだミスをしてしまった。

 このサウナ・蒸し風呂の設備は水着着用、男女共用となっているのだが、そもそも、入り口がどこかださっぱり分からなかった。客室からバスローブ&水着のまま移動してもよいということは聞いていたので、とにかく適当にドアを開けてタオルの置いてある部屋を通過、そのままサウナを利用した。

 さて、帰ろうと思ったが、今度はどのドアから帰ればいいのか分からない。たまたま日本人の高年男性がくつろいでいたので、どちらから入ってこられましたか?と訊くと、「D....」と書かれたドアのほうだという。その時間帯には他に利用者が居らず、無人の更衣室を通過して客室に戻った。

 ところが翌日に帰るとき、再び「D...」と書かれたドアを開けたところ(←サウナに来た時は誰も居なかった)、なっなんと、白人のおばあさんがお化粧していたではないか。その時初めで「D...」で始まるドアは、女性用の更衣室のドアであったことを知った。

 日本に戻ってから、生協食堂で会った某教授に話したところ、その方も最初にドイツに行った時、トイレにHerren「入ぇれん」 とDamen 「駄〜目ン」と書かれてあってどっちにも入れなかったという体験をしたとか。ネットで検索したところ、これは結構有名な話らしい。

 ちなみに私自身は、高校時代にNHKラジオのドイツ語講座を1年間ほど聴講していたことがあったのだが、うーむ、このことは全く記憶に残っていなかった。もっとも、「グーテンタック」のあとに、男性は「ヘアー」、女性は「フロイライン」をつけていたように思う。「ヘアーが男性だから、ヘーレンも男性」とでも覚えておけばよいか。

 それにしても、スイスの登山電車内では日本語放送まであるくらいなのに、更衣室やトイレがドイツ語だけというのはちょっと意外。女性更衣室侵入容疑で逮捕されないでよかったよかった。