じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
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11月18日の朝5時頃は、しし座流星群の極大予想時刻の1つにあたっていたが、5時半すぎの散歩中には1個も目撃できなかった。東の空には月齢27前後の月とスピカ。その下には11月25日に西方最大離角となる水星が現れるはずであったが、確認できなかった。
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【ちょっと思ったこと】
久しぶりの土日休業 このところ出張が続き、土日に休むことができなかった。土日続けて休むことができたのは10月21〜22日以来、約1ヵ月ぶりということになる。 いろいろな学会や研修会に出るのはよいのだが、2週間もすぎればその内容をすっかり忘れてしまう。いまWeb日記で感想の連載を執筆しているところであるが、どうにもこうにも追いつかない。やはり、学会や研修は、月2回程度以内にとどめるべきだなあ。 |
【思ったこと】 _61118(土)[教育]大学教育改革プログラム合同フォーラム(6)特色GP分科会(1) 11月12日の午後には、特色GPに関連した事例報告とパネルディスカッションが開催された。 まず、特色ある大学教育支援プログラム実施委員会委員長のK氏から挨拶があった。特色GPというと、名称からの連想で、他との違いがアピールされすぎるきらいがある。そこで、18年度では、課程ごと(学士課程、短期大学士課程、修士課程)に分けて、前者2課程では、「教育課程の工夫改善」、「教育方法の工夫改善」、「上記以外の工夫改善」。修士課程では、人社系、理工農系、医療系というように分野を分けて審査を行ったということであった。その中でK氏は、教育課程重視の意義を強調された、。つまり、単に特色があればいいというのではなく、当該教育課程全体のなかでどういう積極的な意味をもつのか、どう貢献するのかが重視されたのであった。 余談だが、「教育課程(カリキュラム)」は、2001年に参加した21世紀の大学教育 カリキュラムに求められる大学の教育力という教員研修に参加した時に強調されていた記憶がある。「この言葉が公的な文書で使われるようになったのは設置基準大綱化以降のことである。この大綱化では、カッコ書きながら「学部教育」に「学士課程」という言葉が入れられるようになった。カリキュラムには大学の公益性を示す社会的契約という側面がある。教員の学術的関心のみから展開するものではない。」というような内容であったが、そう言えば、その時の講演者はまさに今回ご挨拶をされた委員長ご自身であった。当時は、東京・八王子の大学セミナー・ハウスの館長を兼任されていた。 21世紀の大学教育 カリキュラムに求められる大学の教育力という2001年の研修会では、「個性的なカリキュラムをめざして」というテーマで4大学から事例報告があったが、まさにそうした自主的な活動が文科省を動かしたのであろう。今回の事例報告から、2001年以降5年余りのあいだの教育課程重視の定着ぶりをうかがい知ることができた。 なおK氏によれば、修士課程に関する特色GPは、申請が47件、採択が7件ときわめて少なかった。この理由は、修士課程と博士前期課程の混乱であったとK氏は推測しておられた。大学院教育は相変わらず、担当教員による個人的指導に過度に依存する傾向がある。このことが「大学院イニシアチブ」あるいはそれに続く支援事業の導入を促したものと思われる。 次回に続く。 |