じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
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塀の上に寝そべる猫。夕食後の散歩時に突然出現。この寒い時期になぜ出現するのか、原因は不明。 |
【思ったこと】 _70203(土)[心理]サステイナビリティ学連携研究機構公開シンポ(1) 2月3日に東京大学安田講堂で行われた ●サステイナビリティ学連携研究機構(IR3S) 公開シンポジウム − 資源と環境が支える地球と人類の未来− に参加した。 このシンポは昨年も参加しており(こちらに参加報告あり)、今回が2回目となる。機構の公式サイトにあるように、サステイナビリティ学とは 国際社会が抱える喫緊の課題を解決し、地球社会を持続可能なものへと導く地球持続のためのビジョンを構築するために、その基礎となる新しい超学的な学術が「サステイナビリティ学」(Sustainability science)である。のことである。私個人は、スキナーの『科学と人間行動』こそが地球社会を持続可能なものへと導く最良の方策を提示していると思っているのだが、その視点を持ちつつ、現代日本のトップが何を目ざしているのかを知る目的で、昨年に引き続き参加させていただいた。 さて、いま「現代日本のトップが」と書いたが、この機構は、学術面でも政治、財界への発言力という点でも、まさにトップにふさわしい顔ぶれとなっている。 まず、参加大学は、東大、京大、阪大、北大、茨城大の5大学、協力機関は現在のところ4機関であるが、近々さらに複数の機関が加わるという。個々人の日常生活レベルにおけるサステイナビリティへの貢献、あるいは、地球環境にやさしい地場産業の育成というような研究だったら地方大学でも取り組み可能であろうが、国家レベル、財界、さらには世界全体に影響を及ぼす力を持つということにおいては、この機構をさしおいて新たな運動を展開することはまず不可能と思われる。 昨年のシンポでは、小池・環境大臣が記念講演をつとめられ、ずいぶん大物を呼んでくるものだなあと思ったが、今年は小宮山総長の趣旨説明に引き続いて
安田講堂の中に入るのは、安田講堂にマンモス出現!を含めてたぶん3回目ではなかったかと思う。最初は、さすが、最高学府の講堂だけあるなあと感心したものだが、何度か訪れてみると、むしろ不便さが気になるようになった。まずとにかく座席も通路も狭い。なんでも収容人数は1144席だそうだが、大地震でも起こった時、外に出ようとする人が出口に殺到してパニックにならないかどうか心配だ。それと、収容者の数に比べてトイレがあまりにも少ない。今回も休憩時間にトイレを待つ長蛇の列ができた(→講堂の外に出て別のトイレを利用したほうがよっぽど早い)。 次回に続く。 |