じぶん更新日記

1997年5月6日開設
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 大河ドラマ「篤姫」に勝海舟役で北大路欣也が出演している【以下、敬称略】。北大路欣也は、私が高校生の頃にすでに大河ドラマの主演になっており(竜馬がゆく、1968年)、ずいぶん年配の方だと思っていたが、ウィキペディアの当該項目によれば1943年生まれだという。そうか、あのドラマが放送されたのは私が16歳の時であって、北大路氏は25歳だったから、別段不思議ではないわけか。

 というようなことを妻に話したら、「ほら、あの人(=北大路)が、携帯の白い犬のお父さんなのよ」だという。しかし、私には「携帯の白い犬」が何のことかさっぱり分からなかった。何でもテレビのCMに出演しているらしいが、私自身はそのようなCMを一度も見たことがないか、もしくは、見ていても全く記憶に残っていないのである。

 私にとって「携帯 白い犬」で思い出されるのは、今年の春、私が使っていたプリペイド携帯を囓った犬のことである。某所に駐車した時、助手席ドアからうっかり落としたのに気づかず、翌朝探しに行ったら、写真下のように、白い犬に囓られて使用不能になってしまっていた。落とした直後にこの携帯から音が出たり光ったりしたため、不審に思った犬に囓られたものと思う。写真上は、こら、どうしてくれるんだ、と犬にお説教をしているところ。しかしすでに修理は困難。その後私は、一度も携帯を使っていない。


9月13日(土)

【思ったこと】
_80913(土)[教育]桃太郎フォーラムXI:受けたい授業を創る:教授法改善のヒント(1)

 9月12日(金)、岡山大学で表記のFD研修会が開催された。なお、こちらに概要が紹介されている。

 このFD研修会にはほぼ毎年参加しており、特に昨年度は、基調講演(の前座?)という大役を仰せつかった。今年度は、一参加者としてじっくり聴かせてもらおうと思っていたところであったが、5月頃になって分科会座長をやれという話が舞い込んできた。午前中の講演と、私が座長を引き受けた分科会の内容は以下の通りであった(公式サイトからの転載)。

■特別講演1 司会:天野憲樹(FD委員会委員,教育開発センター)

  演題:「授業応答システム”クリッカー”による能動的学習授業−簡単に実現する双方向性授業−」
  講師:北海道大学 大学院理学研究院 准教授 鈴木久男

■特別講演2 司会:佐々木健二(FD委員会委員長,医歯薬学総合研究科(薬学系))

  演題:「橋本メソッドと学生の主体的学び−150人ゼミの有効性−」
  講師:岡山大学教育開発センターFD部門 部門長 橋本 勝




第1分科会: 大規模授業における双方向性確保の工夫 (会場:D217)
  座長:長谷川芳典(社会文化科学研究科(文学系))
         
「クリッカーはあなたの授業に使えるのか?−クリッカーの導入法を考えてみよう−」
  【話題提供】 鈴木久男(北海道大学大学院理学研究院)

「橋本メソッドの応用可能性を探る−午前の講演を受けて−」
  【話題提供】 橋本 勝(教育開発センター)

「岡山大学e-Learningシステムを活用する方法」
  【話題提供】 山口晴久(IT活用教育委員会委員長,教育学研究科)


 今回のフォーラムは、タイトルの「受けたい授業を創る:教授法改善のヒント」にも表れているように、FDの最も基本中の基本である教授法改善の話題が中心であった。制度や組織についての話題に比べるとそれだけ身近であり、具体的な内容に突っ込んで討論ができたと思っている。

 次回に続く。