じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
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2009年版・岡山大学構内でお花見(1)時計台前の梅の花。 文学部の建物の南東の角にあるため、他所よりもかなり早く開花している。2月14日(土)は最低気温が12度前後、最高気温は16度台まで上がると予想されており、この場所以外の梅の花も一気に花を開くものと思われる。 |
【思ったこと】 _90214(土)[電脳]「一太郎」と「JUST Suite」の2009年版 ジャストシステムの「JUST Suite」2009年版を購入し、月曜日にインストールした。 さて、今回の一太郎であるが、旧バージョンとの比較については御本家のサイトをご参照いただきたい。 私自身がまず目に付いたのは、画面の最下部に「ズームスライダー」という画面表示の拡大縮小機能がついたことであった。私のような老眼者にとっては、これはまことにありがたい機能である。ビデオプロジェクターで文書を提示するような場合も、スライダー操作だけで文字を大きくできるというのはまことに便利である。 Word2007形式(.docx)との互換性向上もまことにありがたい。私自身はWord2003しかインストールしていないので、たまに学生や事務方から「.docx」の文書を添付されてくると読めなくて困ることがある。Word2003でも2007形式を読むためのコンバート機能があったとは思うがその方法がよく分からない、これまでは一太郎2008版で読み込むようにしていた。2009年版で互換性がさらに向上したということであればまことにありがたい。 次に、ATOK2009の新機能であるが、今回は新たに英語入力支援機能を搭載したということである。これはATOKの機能なので、Mifesなどのエディタや、Windowsのメモ帳でも、ファンクションキーの「f・4」を押せば同じように英語変換ができる。この文章の上の段落に出てくる言葉をいくつか英語変換してみると、「きのう→faculty、function、yesterday」、「支援→support」というような英語が出てくる。もっとも、ここで変換できる単語数はあまり多くないようだ。例えば「互換」や「入力」は英語には変わらない。但し、別売の「ロングマン英英/英和辞典 fot ATOK」や「プレミアム・辞書・辞典パック」を搭載すればより広範囲な変換に対応できるとのことである。 英語変換は、日本語ひらがな→英語だけでなく、英文字をいくつか入れた場合にもできるようだ。「CAPSLOCK 英数」キーでモードを切り替えた後に英単語の最初の数文字を入れるといくつかの英単語の候補が出てくる。例えば「ob」と入れると「obviously、obvious、object、obstacle,...」というように次々と「ob」で始まる英単語候補が出てくる(「Ob」で入れると「Obama」もちゃんと出てくるからスゴイ)。もっとも、こういう便利な機能に頼っていたら、英語の正確なスペルをますます忘れてしまいそう。 なお、一太郎にはもともと「カタカナ英語変換」機能というのがあった。2002年2月12日の日記に、 一太郎11時代から継承されている「カタカナ英語入力」はスペルを忘れた時には便利だ。たとえば「アフガニスタン」と入れてF4を押すと「Afghanistan」、「ソルトレイ(ー)クシティ」は「Salt Lake City」、「ヒヤシンス」は「hyacinth」にちゃんと変換される。という記載がある。 「JUST Suite」に含まれている他のソフトの中では、三四郎で、Excelファイル形式の互換制度が向上したという点がありがたい。上記のWord同様、私のところではExcelの200.年版までしかインストールしていないため、「.xlsx」形式を読めるというのはまことに有り難い。 なお、パワーポイントと互換性のある「Agree2009」は残念ながら「.pptx」には対応していない。私の所では最近パワーポイントの2007年版形式で発表する学生が出てきて私のところでは読めずに困ることがあるのだが、次回はぜひ改善してもらいたい。 あと、私がよく使うソフトに「JUST PDF」があるがこれ自体は2008年版と同製品であるとのことだ。 なお、こちらのQ&Aに記されているように、「JUST Suite」製品は、「お客様ご自身のみがご使用される場合は、同時にソフトウェアを起動しないという条件で他のコンピュータにソフトウェアをセットアップして、使用することが認められています。」となっており、購入者が一人で使用する場合に限っては、自宅用、研究室用、移動用のミニノートなどに一本を複数インストールすることが認められている。これに大いに有り難いところだ。 |