【思ったこと】 _a0303(水)[一般]最近のテレビ番組から(2010年2月下旬版)
2月下旬はバンクーバー冬季オリンピックの中継が多かったが、妻の実家滞在中を含めていくつか印象に残る番組があった(DVDにダビング後に視聴した番組を含む)。
- 【2月15日放送】NHK 熱中クラブ:熱中時間史上最年少!「国道熱中人」
出演した10歳の天才少年の物怖じしない振る舞いに驚いた。現時点では国道に熱中しているということだが、中学に入れば、関心対象が変わってくるに違いない。人類を救うためにも、ぜひ、学問に興味を向けてもらいたいところだ。
- 【2月16日放送】NHK 爆笑問題のニッポンの教養:FILE074:「わたしは ここに いる 福島智(障害学)」(2010.2.16.放送のアンコール)
光も音もない世界から創造的なお仕事を発信されていることに感服。なお、番組では紹介されなかったが、福島先生の左隣(こちらから向かって右隣)におられた女性が、奥様の光成沢美さんのようにお見受けした。
- 【初回放送は2月7日、2月11日放送分をDVD録画】NHK 小さな旅:もう一度 あのメロディー 〜長野県 下諏訪町〜
諏訪湖には何度か訪れているが(こちらに御神渡り現象の写真あり)、かつて世界のオルゴール生産量の90%を占めていたとは知らなかった。いろいろな方の思いが伝わってくる傑作番組であったと思う。なお、番組に登場された臼井則孔(うすいのりこ)さんのサイトがこちらにあり。意識がはっきりしない寝たきりの方でも、臼井さんの演奏ははっきりと聞こえているに違いない。そういえば以前、日本心理学会のシンポで、「死」は一瞬ではなく、徐々に進行する経過であり、医師がご臨終ですと宣言しても聴覚機能は少し後まで残るというような話を聞いたことがあった。
- 【2月18日放送】TV東京系 空から日本を見てみよう!国道246号線
世田谷生まれ・育ちの私にとってはたいへん懐かしい風景であった。中でも、駒沢給水塔は、生家の屋根からも眺めることができ、幼少の私にとっては、天高くそびえる魔法のお城のような印象があった。
- 【2月25日放送】TV東京系 空から日本を見てみよう!スペシャル 『中央線』
これまた懐かしい風景が多かったが、少々盛りだくさんで、中央線・立川以西が殆ど取り上げられていなかったのは残念。お茶の水から吉祥寺あたりまでと、それ以西の2回に分けて放送するべきではなかったかなあ。なお、吉祥寺という駅名は、近くに「吉祥寺」というお寺があるために名付けられたものだと思っていたが、ウィキペディアにも記されているように、じっさいは、文京区本郷のあたりにあった吉祥寺(お寺自体は、本駒込に移転)の門前町が明暦の大火で焼失したのち、住民がこの地に移り住んだことに由来するとのことだ。
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