じぶん更新日記

1997年5月6日開設
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2010年版・岡山大学構内でお花見(49)トベラの花とアオスジアゲハ

 トベラの白い花が見頃になってきた。この花には多数のアオスジアゲハが飛来する。その理由については2006年5月24日2007年5月15日の日記で取り上げたことがあった。


5月19日(水)

【思ったこと】
_a0519(水)[TV]ゲゲゲ夫婦に学ぶ〜最後に笑おう 仲良し夫婦への道〜

 NHKの「あさイチ」に武良布枝さん(水木しげるさんの妻)が生出演されるということを知り、録画予約の上、夕食時に拝見した。

 水木しげる・武良布枝さん御夫妻が登場する番組はたいがい録画・ダビングしているが、今回は御夫妻以外の事例も多数紹介され、長年にわたって仲良し夫婦を続けるにはどうしたらよいかというような話題が取り上げられていた。

 番組で紹介された調査によれば、離婚を考えた夫婦の比率を結婚期間別に分けると
  • 初期(〜5年) 45%
  • 前期(6〜10年) 14%
  • 中期(11〜20年) 23%
  • 後期(21年〜) 18%
という大きさになるという。結婚期間が長くなっても必ずしも離婚の確率は減らないということだろうか。

 そして、それぞれの期間に応じて4つの異なる危機が訪れるという。
  • 初期(〜5年) 価値観の違い
  • 前期(6〜10年) 金銭問題
  • 中期(11〜20年) 生活のすれ違い
  • 後期(21年〜) コミュニケーションレス
しかし、番組タイトルが「仲良し夫婦への道」となっているのにいきなり離婚の話というのはどうだかなあ。仲良しでなければ即離婚というのでは我慢が足りなすぎる。

 ではどうすれば仲良し夫婦を持続できるのか、その三原則は
  • ありがとうをためらわずに言おう。
  • ごめんなさいを恐れずに言おう。
  • 愛してるを照れずに言おう。
ということにあるのだという。もっとも、今回出演された武良布枝さんがそれを実践しているというわけでもない。布枝さんは、個性の異なる人間のあいだでの努力が大切ということを強調しておられた。

 番組の後半では、視聴者の方からの「爆発しない三原則」というFAXも紹介された。
  • A:あてにしない
  • T:たよらない
  • K:期待しない
なるほど、これもアリかもしれない。

 ちなみに、私のところは結婚生活27年であるが、「ありがとう」、「ごめんなさい」、「愛してる」のいずれも口に出したことがない。「離婚なんて考える夫婦は努力が足りないのだ」とか「夫婦はどうせどちらかが先に死ぬのだ。先に死んだほうは相手に看病してもらえるからハッピー、後から死ぬほうは、気楽に独り暮らしができるからこれまたハッピー、だから夫婦はどちらもハッピーなのだ」、...などと勝手なことばかり演説している私である。

 余談だが、この番組を視たのは今回が初めてである。有働由美子アナは以前から知っていたが、ずいぶんと感じが変わっていて驚いた。それと、若い男性リポーターを見た妻が、あっ、あの人って誰だったか、有名な人の子どもよ、写真家のナントカさんという人の、...と叫んだので、念のため巻き戻して確認したら、篠山輝信さんという人だった。私の世代では南沙織さんの息子と言ったほうが、あっ似ている似ているという感じがする。そうか、こんなところで活躍されていたのか。そういや、南沙織さんは1954年の生まれ、アグネス・チャンは1955年の生まれ、どちらの方も1952年の生まれのこの私と同じ世代である。同じように歳をとっていくんだなあ。