【思ったこと】 _a0707(水)[電脳]ポータブルハードディスクの買い換え
生協の在庫処分品一掃チラシを見て、ポータブルハードディスクを買い換えた。
今回購入したのは、アイ・オー・データ機器のHDPC-U500Kという機種であり、容量は500GB(実際の使用可能サイズは465GB)となっている。
これまで使用していたのは、同じメーカーのHDP-U320Sという機種であり、こちらの容量は320GBとなっていた。
買い換えた理由の1つは、使用量が284GBまで増加していてそろそろ容量オーバーの恐れが出てきたことにあるが、それ以外にも、
- Windows 7マシンに繋ぐといったん「ハードディスクが壊れています」というようなメッセージが出て、さらにそれを修復してWindows-7ででデータを追加保存すると、今度はその後でWindows-XPに繋いだ時にエラーが出る。
- 一部の旧式マシン(XP)に繋ぐと、電源供給不足になる。
といった不具合があり、機会があれば買い換えようかと思っていたところであった。
さっそく新しいポータブルハードディスクにデータを移し変える作業をした。USBの電力供給不足に不安があったので、2台を同時に繋ぐことはせず、バックアップをとっていた外付けHDDからデータファイルをコピーすることにした。外出時などにこの作業を行ったが、トータルで12時間くらいはかかったのではないかと思う。
新しいハードディスクではこれまでのところ、問題は起こっていない。また、以前よりも小型化したのもありがたい。仕様書で比較してみると、
- 【旧】HDP-U320S:
- 大きさ 本体のみ:約74.2(W)×128.6(D)×12.5(H)mm/シリコンジャケット装着時:約84.7(W)×140(D)×18.8(H)mm
- 重さ 本体のみ:約170g/シリコンジャケット装着時:約213g
- 【新】HDPC-U500K:
- 大きさ 約75(W)×112(D)×14(H)mm(本体のみ)
- 重さ 約160g(本体のみ)
となっていて、奥行きが16ミリほど短くなっている。わずかな差であるが、ポケットに入れて持ち運ぶには、かなり便利となる。なお、エネルギー消費効率(W/GB)に関しては、旧機が0.0019(W/GB)、買い換え機が0.0035(W/GB)となっていて、旧機のほうが低くなっているが、いずれもグリーン購入法には適合しているようだ。
このほか、備忘録を兼ねて2点ほをメモしておく。
まず、旧機の特長であった「耐衝撃シリコンジャケット」は今回は採用されていない。実際、旧機の持ち運び中に2回ほど、前屈みになった時にコンクリートの床に落としてしまったことがあり、耐衝撃性には救われていた。買い換え機を同じように落としたらどうなるかちょっと不安ではあるが、小型化されたこともあり、普段は、100円均一ショップで売られているような小型のポーチ、もしくはタバコケースのようなものに入れて持ち歩くことになるため、それらのクッションで何とか、衝撃を免れるのではないかと思っている。
もう1つ、旧機の時は、デフォルトで「FAT32形式」であったものを「NTFS形式」にフォーマットし直してから使っていた。専門的なことは分からないが、NTFS形式のほうがFAT32形式の上位バージョンであり、またボリュームサイズが最大2TBまで確保できるというようなことでそちらを選んだ次第であるが、このことによって特段のメリットを感じることは一度もなかった、今回は、仕様表にわざわざ「フォーマット FAT32」と明記されていることもあり、そのままで使うことにした。
余談だが2001年12月29日の日記には、Zipディスクから2GBのモバイルディスクに移行したという話題があり、この時には
仕事に必要なファイルはこの容量で十分。あと10年ぐらいはこれで間に合いそうだ。
と書いたことがあった。しかし実際のファイルサイズ総量は、現時点ですでに284GBとなっており、8年半前に「10年ぐらいはこれで間に合いそうだ」と書いた時の2GBの142倍に膨れあがってしまった。
今回の買い換え品500GBは、現在の使用ペースで言えば、あと10年、もしかしたら一生使っても間に合う程度のサイズになっているが、果たしてこの先どうなるかは分からない。デジカメで高画質写真を撮ったり、ハイビジョン画質の動画を撮ればたちまちサイズが膨れあがっていくだろうが、私の場合、現時点では動画には興味が無く、当分、使用量が莫大に膨れあがることはまずなかろうとは思っている。
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