じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
11月のインデックスへ戻る
最新版へ戻る
§ §
|
2010年版・岡山大学構内の紅葉（18)勝手にライトアップされる南北通りのイチョウ
11月21日の日記に農学部前のカイノキの紅葉がライトアップされている写真を掲載したが、南北通りの銀杏並木のほうは街灯と車のライトで勝手にライトアップされている。 写真は11月23日早朝に撮影したもので、落ち葉の絨毯が美しい。但しこうした落ち葉は自転車や高齢者の転倒事故を招きやすいため、平日の午前中には掃き取られてしまう。ということで、11月24日の朝、清掃前の時間帯がいちばんの見頃になるのではないかと思う。 |
|
【思ったこと】 _a1123（火）都市ガスはもう要らないのでは？ 昨日の日記で、文学部の建物の耐震補強改修工事が間近にありそうだと記した。このことに関連して少し前の某会議で、改修工事完了後は、各室のエアコンはどうなるのかと尋ねたところ、現時点では何も決まったわけではないが、基本的に、エアコンはすべて撤去（比較的新しいものは別の建物で再利用）され、都市ガス式の集中管理方式になるのではないかとの非公式情報が寄せられた。 ガス式のエアコンというのは、かつて私の実家でも設置されていたことがあって、ガスストーブならともかく、ガスを燃やしながらどうして冷房ができるのだろうかとかねがね疑問に思っていたが、ネットで検索したところではどうやらこちらの案内にあるような仕組みによるものらしい。（といって、リンク先の内容は難解で理解できていないけれど。） もっとも、こちらのサイトには 【略】．．．さて弊社では、これまで長年にわたりご愛用いただいておりましたＴＥＳエアコンを、2011 年3 月末（一部の商品*は2013 年3 月末）をもちまして、生産終了させていただくことといたしました。2011 年4 月以降については、在庫限りの販売とさせていただきます。と記されていて、負け組となってしまった感がある。 話題が変わるが、環境管理センターのアンケートが行われた時に、自由記述欄に「大学の建物には都市ガス配管は要らないのではないか。」と書いたことがあった。大学の研究室では大部分、各室個別に200V電源のエアコン（←もちろん電気式のエアコン）が設置されていて、冷房はもちろん暖房もエアコンを使うことが多い。冷房機のみのエアコン（クーラー）しか設置されていない部屋では、ガスストーブを使っているところもあるが、これはあくまで例外中の例外であって、冷暖房エアコンに切り替えればそれで済むことだ。ガスストーブは換気が必要な上に、炎が見えているようなストーブでは火災の危険がきわめて大きく、デメリットのほうがはるかに大きい。このほか、ガスコンロでお湯を沸かす部屋もあるが、大概は電気ポットで用が足りる。必要なガス器具は、皿洗いやぞうきんがけの時にお湯が出ると便利な瞬間湯沸かし器くらいのものであろう。 ガス会社やその関連会社にお勤めの方にはまことに申し訳ないが、そもそも21世紀の時代に、インフラの構成要素として都市ガスが必要かどうか、私はかなり疑問に思っている。 オール電化住宅が注目されていることからも分かるように、いまの時代、電気式の給湯器（エコキュートなど）やＩＨ調理器具さえあれば、ガス器具に一切世話にならずに生活をすることができる。特に高齢者の住宅では、ガス器具の無いほうが遙かに安全である。 最近ではまた、ガス器具の取り付けは専門業者に依頼しなければならなかったり、換気扇が取り付けられないところでは湯沸かし器が使えない、定期点検の立ち会いをしなければならないなど、いろいろと不便や電気器具に比べての割高感を感じることが多くなった。 さらに言えば、ガスの配管・取り替え工事のために、道路が掘り返される。道路工事自体のムダ遣いに加えて、渋滞による時間のロスも計り知れない。大地震が起これば使用中のガス器具を原因とする火災が起こりやすくなるし、ガス漏れやガス爆発の恐れもある。このほかガス漏れ検知器のコストだってガスを使っていなければ必要無い。 いろいろ考えてみるに、もはや、大都市にはガス管を張り巡らす必要は無いのではないか。どうしてもガス器具を必要とするような飲食店には、従来のプロパンガスのようにボンベで供給すればよい。あるいは、石油コンロや、アウトドア用のカセットコンロなども使えるだろう。（←カセットコンロは、使い終えた缶のリサイクルにお金がかかるのであまりオススメとは言えないが、単身者では、都市ガスの基本料金を払うよりもカセットコンロのほうが割安だと聞いたことがある。） |