【思ったこと】 _b0318(金)今回の大地震について思ったこと(7)地震から一週間
東北地方太平洋沖地震発生から一週間が経過した。この日記執筆時点でのNHKオンラインの見出し項目は以下の通り。
- 自衛隊 放水活動の映像を公開
- 谷垣総裁に入閣要請も“応じず”
- 原発から6キロ 老夫婦を救助
- 福島の避難者を“宿泊拒否”
- 医療用の酸素ボンベ供給急ぐ
- 岩手 避難所の赤ちゃんに風呂
- 淡路島 被災者支援の募金活動
最近のニュースの中でやはり気になるのが大震災の呼称である。NHKは「東北関東大震災」という呼称を一貫して使っているが、民放や新聞社では「東日本大震災」のほうが多い。それ以外の機関・団体を見ると、
- 日赤:東北関東大震災
- 国大協:東北地方太平洋沖地震
- 東大:東北地方太平洋沖地震
- 京大:東北地方太平洋沖地震
- 岡大:東日本大震災
- 岡山県:東北地方太平洋沖地震
- 岡山市:東北地方太平洋沖地震
- AMDA:東北地方太平洋沖地震
上記の呼称の不一致は発生直後から生じている(3月12日の日記参照)。また読売系は相変わらず「東日本巨大地震」という呼称を使っている。
次に、3月14日の日記で指摘した「物資を送り込むよりも、温暖地域に人を迎え入れる体勢が必要では?」については、
近畿など2府5県が参加する関西広域連合は18日、東日本巨大地震の被災者が避難所全体で移る「丸ごと疎開」を受け入れると発表した。
総計数万人規模になる見通し。丸ごと疎開には、コミュニティーが維持できるなどの利点があり、各府県は空き校舎や公営住宅などを「一時遠隔避難所」として活用する。
広域連合の広域防災局を務める兵庫県によると、被害が甚大な宮城、岩手、福島各県の被災者が中心で、すでに大阪、兵庫両府県が各1万人規模、鳥取県が2000人規模で受け入れる意向を示している。
といったニュースが伝えられており、少しずつではあるが疎開体制が整いつつあるようだ。
もう一点、国内ニュースは大震災、原発事故一色であるが、この大困難のなかにあっても、海外で何が起こっているのか、きっちりと把握しておく必要がある。NHKの国際ニュース項目を列挙すれば、
- リビア 停戦監視団派遣を要請
- イエメンとシリア 混乱広がる
- ロシア ロックバンドが義援金
- 仏 ホウ酸など支援物資を発送
- 米“撤退なければ軍事行動”
- ロシア 医薬品・飲料水を日本へ
- 台湾総統も参加 慈善番組放送
となっており、リビア情勢やバーレーン、イエメン、シリア情勢にも目を向ける必要がある。
次回に続く。
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