じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
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夕日を浴びる新緑のメタセコイア(写真中央)。4年前に大剪定が行われたが(2008年2月18日とその翌日の写真参照)、その後再び成長し現在のような姿になっている。
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【思ったこと】 _c0514(月)「めんどくさい」とは(6)その対策(2) 昨日の日記では、
さて、そもそも「(2)やっているけど嫌々」と感じられるのには2つのタイプがある。1つは、その行動自体に原因がある場合、すなわち、
例えば、夕食後の散歩がめんどくさいという場合は、毎日の実践の結果を歩数として記録して、東海道五十三次や四国八十八箇所巡りになぞらえて累積的に明示すれば、その分達成感が出てくる。肥満や体脂肪、高脂血症などがもたらす生活習慣病の恐ろしさを説いた本を読んだりテレビ番組を視ることは、「散歩をしないと生活習慣病になる(=嫌子出現阻止の随伴性)」という嫌子への確立操作として有効であろう。このほか、夕食を終えてから寝るまでの一連の行動を規則的な習慣として定着させておけば(チェイニング)、散歩に出かけるかどうかでグズグズすることはない。なお、このことに関連するが、夕食後の散歩を確実に実践するためには、「毎週1回から、2回、3回というように徐々に回数を増やす」よりも、最初から「毎日、同じ時間に散歩に出かける」ことを習慣化し、その上で、散歩の時間を、5分、10分、20分、30分、..というように徐々に長くしていったほうが有効である。なぜなら前者では、曜日によって「散歩に出かける日」と「出かけない日」という違いが生じるため習慣化が難しい。いっぽう後者は、夕食後から就寝までの行動の順番がチェイン化できるため、いちいちグズグズせず、一連の行動が自動的に生じるようになるからである。 次回に続く。 |